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2014年6月19日 (木)

【No.110】卒業生の近況報告!こんにちは、堀江です。

こんにちは。

理学療法学専攻2期卒業生の堀江利泳子(ほりえりえこ)です。

 

今回は突然の依頼で実は驚いていますが、精一杯近況を報告させていただきます!

 

月日がたつのは早いもので、あの怒涛の国家試験を終え無事に理学療法士となり、早5年が過ぎました。現在6年目です。

6年と聞くと、中堅になってきて“出来るな!”と思うかもしれませんが、私はというと落ち着いた空気は出ているかもしれませんが、勉強勉強の日々を送っています。

 

私は就職する時に、急性期や回復期、スポーツ系がいいなという強い希望があった訳ではなく、いろいろな症例を経験出来るのではないかという思いで、急性期の総合病院に就職をしました。が、1年で異動になり、結果的にとてもやりがいを感じている小児の分野に出会う事ができました。現在は小児専門の病院に勤務し、子ども達と楽しい日々を過ごしています。

 

当施設は、診療部・通園部・相談部と大きく3部門に分かれ、PTはどの分野にも関わっています。私が強く関わっているのは、診療部と通園部です。診療部では0歳児~主に高校卒業するまでの子ども達が対象です。運動機能向上や生活で使用する補装具の検討、直接学校および園に訪問する環境調整など、外来の理学療法を提供しています。また、通園部では就学前の重症心身障害児の単独通園のクラスがあり、保育士・看護師・理学療法士の多職種の関わりの中で子ども達の発達を促す療育を提供しています。

 

成人のリハビリと少し違うのは、こんな大きなバランスボールを利用してバランス訓練をしたり、おもちゃを使って興味を引いたり、お母さんにも協力してもらって一緒に歌ったり、お子さんの興味があるものを探りながら楽しくリハビリを行うように工夫しています。

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また、小児の分野ではなかなか文献も少ないため、なるべく自分たちが行っていることを発表していこうと、昨年度に初めて学会発表をしました。その際には大城先生にご指導いただき大変お世話になりました。ありがとうございました。学校を卒業しても相談できる恩師がいる事はとても心強く感じています。

 

 

小児の分野は、なんだか難しそうというイメージをもつ人が多いようです。私もそうでした。子どもたちに一体何をしたらいのか。この家族の一生を共に考える事が出来るのか。色々悩んだ時期もありましたが、私の方が子ども達の笑顔に癒されていることに気付きました。難しい事は言えないけど、子どもたちやその家族がその家族らしく毎日を笑って過ごせるために支援をしたらいいのかなと思っています。

 

なので、私の日常はこんな感じで笑顔が沢山あふれています☆

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