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2013年7月18日 (木)

【No.061】卒業生研修会を開催しました。

こんにちは。

浜松市リハビリテーション病院の野崎(1期卒業生)です。

 

 

先日、7月14日(日)に聖隷クリストファー大学リハビリテーション研究会の平成25年度第1回研修会が行われました。

本研究会は聖隷クリストファー大学理学療法学科の卒業生で運営されています。

本研究会を通して、大学卒業後も日々高いレベルでの理学療法の提供を目指し、研鑽に励んでおります。

 

 

研修会の受講者は、1期~6期までの卒業生に加え、近隣のご施設の先生方にもご参加頂き、研修会開催以来、最も多い参加者を迎えることができました。

 

 

講師に医療法人SEISEN清泉クリニック整形外科スポーツ医学センター施設長である脇元幸一先生をお招きし「脊柱機能と治療」というテーマでご講演を頂きました。

 

 

講演内容は、脊柱機能を剛性(Engine)と柔性(Buffer)に別け、二つの相反する性質の共存が必要であるとされ、脊柱弯曲構造の破綻により柔性が低下すると剛性の作用力を吸収出来ず、結果的に疼痛や筋出力抑制が起こるといった内容でした。

 

 

実際のデモンストレーションでは、柔性機能の改善により疼痛や筋出力抑制、関節可動域の改善をみせて頂きました。

しかし、効果は一時的であるため、患者様自身の生活を変えていく必要があり、リハビリテーションは患者様にやって頂くものと先生はおっしゃっていました。

 

 

先生の経験や映像を交えたとても分かり易い内容で、機能だけでなく、セラピストとして大切なことも多くご教授頂きました。

 

 

脇元先生、本当にありがとうございました。

 

 

今後も脇元先生にご講義頂く予定となっています。

卒業生の皆様、次回のご参加をお待ちしております。


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(研究会終了後、講師の脇元幸一先生を囲んで)


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(懇親会、講師の脇元幸一先生、大城昌平学部長、西田裕介学科長と一緒に)