浜松市と大学との連携事業-大学生による講座-
10月11日に学生さんが三方原協働センターで摂食嚥下障害の講義・実技をしてきました。
今回の企画は、浜松市民と大学生が互いに自己の学びを深めるとともに、浜松市と大学が連携・協力して生涯学習の取り組みを推進することを目的に実施されました。
本学では初めての試みです。講師を担当したのは、1年生の5名です。20名ほどの方々が参加されました。
まずは摂食嚥下障害について梅木田君が講義をしました。
堂々とジェスチャーを交えながら講演していました。
次に摂食嚥下障害のスクリーニングテストについて、伊熊さんから実技を交えながら話がされました。
1つ目は、反復唾液嚥下テストという、30秒間で唾液をたくさん飲む検査です。2回以下であれば異常とのことです。
「さあ皆さんでやってみましょう」との声かけがされました。
参加者の方に回数を尋ねてみると…全員、2回以上できていました。会場からは「良かった」と安心した声が聞かれました。
口腔内の乾燥度によって回数が変わるそうです。
2つ目の嚥下スクリーニングテストは、摂食嚥下障害の質問紙です。
参加者からいろいろな相談がされていましたが、皆丁寧に対応していました。
次は家で行える訓練について、伊賀さんと竹内さんから話がされました。
摂食嚥下障害の評価のひとつとして、舌圧の測定があるそうです。
舌は飲み込みに関わる重要な器官であり、舌の力が弱い方は飲み込む力も弱いといわれているそうです。
そして『舌圧選手権』として皆で競争しました。
結果発表をしました。
結果が発表されると、皆拍手をして盛り上がっていました。
今回協力してくれた5名と担当した教員で記念写真です。
参加者の方々からは、「とても勉強になった」、「1年生とは思えないくらい堂々としていた」などお褒めのことばをいただきました。
参加して下さった方々、ありがとうございました。
そして、担当してくれた学生さん、本当にお疲れ様でした。