言語聴覚障害学概論
本講義は1年次の学生さんが言語聴覚障害や摂食嚥下障害の概要を理解することを目標にしています。
言語聴覚障害学は幅広い学問ですので、色々なことを学ばないといけません。
数か月前に高校を卒業した方とは思えないほど、しっかり講義に向き合っています。
講義では、主体的に学修する姿勢を学ぶこと、他者に分かりやすく説明するスキルを習得することを目的に、部分的にグループワークを取り入れています。
3~4名でより意見を述べやすい環境を整えています。
進行が得意な人、調べるのが得意な人、自らの考えを伝えることが得意な人、いろいろなタイプの学生さんがいます。
毎回役割を交代し、学習以外にも色々な経験を積んでいます。
一生懸命学修している姿、ご家族にも見て頂きたいと思える程です。
テーマについて参考書で調べています。
このグループはディスカッションをしています。
皆真剣です。
このグループのホワイトボードを見ると
数週間前に音声学の講義で学習した国際音声記号をすでに用いていました。素晴らしい。
でも、間違ってないかな?
国際音声記号は、国際音声学会(International Phonetic Association)が、世界中の全ての言語音を、同じ基準で記述することを目的として制定したものです。
言語聴覚士にとって必要な知識であり、記録方法です。
次のグループは認知症について調べています。
診断名、症状、原因など調べたことをホワイトボードに書き、知識を整理しています。
教員も適宜指導します。
各グループでまとめた内容を6月19日に発表予定です。
どのような内容が発表されるか楽しみですね。
発表の様子はまたご報告します。