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2015年5月27日 (水)

言語発達障害学Ⅲ


本学の臨床教育は、実際の患者さんにお手伝い頂き対面で行う演習と、患者さんの様子をビデオ撮影させて頂き実施する演習を有機的に混合させて行っています。
失語症演習のような対面の演習では、言語聴覚士としての臨床態度・その場に合わせ臨機応変な臨床思考の形成・知識を駆使した臨床判断力及び行動力の育成に主眼が置かれています。
今回行っている小児のビデオを演習では、分析力の育成を主眼にしています。
何度も繰り返し見て分析し、ディスカッションして自身の分析を高めるため、ビデオ演習が適しています。

ビデオを詳細に観察し、分析中。

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疑問点があれば、教員にすぐに確認できる体制をとっています。

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本日指導している大原准教授は、聴覚障害学、言語発達障害学など小児分野を専門にされています。
筑波大学大学院で学ばれ、小児分野の研究をされています。
「言語聴覚士は日々精進することが大切」と研究、教育にとても熱心な先生です。
今年、国際学会で発表される予定とのことです。
こんな活発な先生ですが、子煩悩な一面もあります。
休日には、必ずお子さんと一緒の時を過ごされています。
水族館、お祭り…月曜日のお話しが毎週楽しみです。
本学の学生さんにもありったけの愛情を注ぎ学生さんに指導をされています…。