【No.593】教員レポート No.15 2021 ~浜松市と大学との連携事業:成果報告会に参加しました~
皆さん
こんにちは,教員の高山です.
2月22日に2021年度の浜松市と大学との連携事業成果報告会がオンラインで開催され,理学療法学科1年生の代表者が参加しました.
浜松市と大学との連携事業とは,学生が講師として講座を運営するもので,受講者と大学生が互いに学び合い地域の学びの輪を広げることを目的としている事業です。
今年度は浜松市内の全6大学(静岡大学,静岡文化芸術大学,聖隷クリストファー大学,常葉大学,浜松医科大学,浜松学院大学:50音順)が参加し,各講座の成果報告を行いました.
理学療法学科では,この連携事業を「地域実践アクティブラーニング」のプロジェクトとして,1年生が講師を務め,小学生を対象にした講座,高齢者を対象にした講座,一般成人を対象にした講座を開催しました.
各講座の様子については,ブログで紹介していますので,ご覧ください!
成果報告は,
①小学生を対象にした「自分の体の動きと使い方を知ろう!~走力・体力アップのヒント~」講座
②高齢者を対象にした「みんなで心も体も元気になろう!~健康寿命を延ばす予防と対策~」講座
について,行いました.
↑①について報告しているところ
↑②について報告しているところ
↑他大学の報告を聞いているところ
報告の後には意見交換会があり,「魅力ある広報の仕方」をテーマに意見交換を行いました.
自分たちの講座のチラシの良い点や改善点,最も魅力的なチラシの良い点などについて,意見を出し合い,協働センターの職員の方などからコメントをいただくことができました.
参加した学生の感想です.
今回の成果報告会を通して,スライドの作り方,講座の概要や内容を相手がしっかり理解できるような伝え方をするということを学ぶことができました.
この学びをこれからの学生生活だけでなく,社会に出てからも意識して行っていきたいです.(髙島)
他大学の発表を聞くととてもユニークな講座や勉強になる講座がありました.
コロナ禍で他大学との交流が少ない中で,リモートではあったが参加できてよかったです.(東海)
講座を運営する中で,高齢者との関わり方や連携の仕方の難しさを学ぶことができました.
また,他大学の報告を通じて,聞き手に対してどのようなアプローチが最も伝わり,聞き手が分かりやすいと思えるか知ることのできるよい機会となりました.
今後,自分が再び運営する側に立った時,広告の工夫やわかりやすい伝え方などを最大限に生かしていきたいです.(𡈽橋)
講座を行っていくにあたり,参加者の皆様にわかりやすく講座内容を伝えるためにはどのようにしたらよいのかということが一番難しかったです.
また,成果報告会では他大学の発表を聞くことができ,私たちとは違う視点から考えている大学もあり,とても勉強になりました.
こういった機会で得られたものは大切だと思うので,しっかり今後に生かせるようにしていきたいです.(村松)
この成果報告会を通して,相手に伝えることの難しさや伝え方のポイントなどを知る,地域と関わる機会や他大学の学生と交流,など学内の講義だけでは得られないことを経験し,学んでいます.
このような機会を設けてくださった浜松市の担当者の皆様,大学事務職員の皆様に感謝申し上げます.
高山