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2021年7月16日 (金)

【No.551】1年生レポート No.3 2021 ~高校3年生と大学1年生で痛みを学ぶ~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科1年の平石です。

 

理学療法学科では、聖隷クリストファー高校3年生に向けた大学の学びを体験する「オープンカレッジ」を行っています。

 

在学生も参加し、高校生たちと共に学科の先生方の講義を聞き、課題についてのディスカッションや発表、実技的な演習を行います。

今回は、金原一宏教授による、「痛みを科学する-治療実践編-」について紹介します。

 

最初に『「痛み」はなぜ存在するのか?』グループでディスカッションを行いました。

「皮膚、神経、脳のうち、どれが痛みとして感じるのか?」という質問に対するディスカッションの結果、多くの高校生と私たち1年生は「脳」と答えました。

しかし、これら3つ全てが痛みを感じるのに必要な機構です。

高校生と共に、1年生も1つ大きな気付きが出来たのではないでしょうか。

 

私たち1年生は、人体機能学(生理学)などの専門基礎科目を学んでいますが、その科目の講義で詳しく扱われたことのない専門知識についての理解を深める良い機会となりました。

 

また、知識だけでなく、高校生たちに痛みの治療を実技で体験してもらい、楽しんでもらうことができました。

SLRテスト(=Straight Leg Raisingテスト)で痛みについて確認し、ストレッチング、大腿四頭筋トレーニングを行いました。

ストレッチングと大腿四頭筋トレーニングを行うことで、SLRテストの結果は向上しました。

 

この経験を通して、身体の仕組みに関してより一層興味を持ちました。

私はこれから、勤勉で温かい理学療法士を目指して、大学生活を送りたいと思います。

 

高校生のみなさん、将来に希望を持つことを忘れず、受験勉強頑張って下さい。

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