【No.535】2年生レポート No.10 2020 ~仲間の大切さ~
こんにちは
理学療法学科2年の宮野です。
今年度ももう1ヶ月を切り、1年の早さを実感しています。
この1年を振り返りたいと思います。
2年生になり、初めての実技試験と口頭試問がありました。
実技試験にはOSCEというものがあり、これは客観的臨床能力試験のことで、模擬患者に対して理学療法検査やコミュニケーションを適切にとる事ができるかを評価する試験です。
私たちは春セメスターで関節可動域測定や徒手筋力テストなどOSCE、秋セメスターで物理療法の口頭試問やOSCE、日常生活活動(ADL)の起居移乗動作介助のOSCEを受けました。
また、コロナの影響でオンラインでの授業もあったため、例年とは違うシステムの中での定期試験や実技試験、臨床実習となりました。
そのため、登校ができず充分に実技練習が出来なかったり、ハードスケジュールの中での実施になったりしてとても追い込まれたのを覚えています。
しかしその中で、仲間の大切さを感じました。
実技試験は被験者がいなければ行えません。1人では行えないのです。
毎日のように仲間と一緒に練習を行い、お互いに評価し合い、注意点を何度も確認しました。
仲間の良い点や悪い点なども評価し合い、互いに高め合いながらレベルを上げていきました。
口頭試問では、得意・不得意を補えるように仲間で集まり、理解を深めました。仲間の考え方や理解法などを他方面から知ることができ、広い視野を持ちながら知識を増やすことが出来ました。
また、理学療法学科は縦の繋がりがとても深いです。
先輩にもたくさんのことを教えていただきました。
頼りになる先輩がたくさんいて、先輩だからこそ分かる豊富な知識を教えてもらい、先輩の経験談を勉強の参考にさせていただきました。
さらに信頼の出来る、指導力の高い先生方が多くいらっしゃるため、安心して勉強することが出来ました。
2年次に始まった授業ではより専門的な内容が増え、1年次に苦手意識のあった分野が好きになり、勉強が楽しく感じるような授業が多くありました。
尊敬できる素晴らしい先生方の元で理学療法を学ぶことが出来て光栄だと改めて感じました。
このように私は試験を通して、仲間がいたからこそ試験を乗り越えることができ、仲間の大切さやありがたさを実感しました。
2年次は1年次と比べてとても多忙で勉強に追われる1年でしたが、思い返すと濃くて良い時間を過ごすことができたと感じます。
3年次は実習も始まり、授業の内容もどんどん難しくなると思いますが、仲間を大切にしてお互いに支え合いながら努力していきたいと思います。
最後まで読んでくださりありがとうございました。