【No.451】 学内レポート No.10 ~部活動応援プログラム:浜松市立高校マネージャーサポートプログラム報告~
皆様こんにちは。
部活動応援プログラムを担当する理学療法学科教員の根地嶋です。
11月1日,浜松市立高校にて【マネージャーサポートプログラム】を実施しました。
本プログラムは,マネージャーの技能向上を目的としています。
チーム力は,主に指導者,選手,マネージャーの総力と言えます。
通常,強化策の対象は選手であり,マネージャーを対象とした取り組みは皆無と言っても過言ではありません。
チーム力の一要素であるマネージャーが強化対象になっていないことは,大きな問題点と言えます。
別の表現をすれば,マネージャーの強化は,チーム力の向上に貢献する訳です。
そこで我々は,マネージャーの技能向上を目的に,講座を開催しました。
今回のテーマは,「捻挫・突き指のメカニズムとテーピングおよびリハビリの仕方」としました。(実は昨年に引き続き2年目の開催です。)
講座を担当したのは,4年生3名(中野,前田,伊藤),2年生4名(鈴木,寺田,森畑,伊藤)です。
本講座の特徴として,理学療法学科学生も講師となり,高校生に授業をすることがあります。
そのために,授業の合間で時間を取り,打合せ会議および勉強会,リハーサルなど事前準備を複数回行ってきました。
そのかいもあり,当日は質の高い講座を実施することができました。
講座に参加したマネージャーからも良い評価をいただきました。
なお,講座の主な内容は,
・捻挫や突き指は,どこがどうなってしまう怪我なのか
・どのような症状がでるのか,それに対してどう対応すれば良いのか
・アイシングの実施方法
・テーピングの実際
です。
マネージャーがこれらを理解し,現場で適切な対応ができるようになることは,チームにとって非常に役立つはずです。
(講義では,骨模型も使います)
(捻挫に対する運動療法を体験しました)
(突き指に対するテーピングの巻き方を体験してもらいました)
このような講座を希望されるチーム・高校生のみなさん、
本学へぜひご連絡をいただければと思います。
連絡先は入試・広報センターです。
Tel:053-439-1401
E-mail:cl-entranceあっとseirei.ac.jp ※あっとを@に変えて送信してください。