【No.427】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.3
こんにちは。
理学療法学科9期生の笹田教太郎です。
聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。
現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。
今年度の目的としては「セラピストの知識・技術の向上、また臨床での悩みを共有するできる機会とすること」であり、理学療法士における触診の講義・実技・ディスカッションが中心の内容となっています。
今日は7月9日に行われた研修会の内容について報告させていただきます。
今回は7期生の川合弘基さんに「股関節伸展制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。
股関節伸展可動域は歩行での立脚中期から後期に必要となり制限があることで効率的な歩行動作の阻害因子となってきます。
今回は股関節伸展運動の可動域制限の要因となりやすい大腿直筋、大腿筋膜張筋、縫工筋、腸腰筋の触診を行いました。
触診の実技では、初めに講師の川合さんにデモンストレーションを行っていただき、触診の方法について全員で共有しました。
その後、時間をかけながら、それぞれ触診の練習を行いました。
今年度の研修会では実技練習の時間を多くして行っています。
分からないところがあれば、卒業生のスタッフや他の参加者とディスカッションをしながら触診の感覚を共有していきます。
↑講義内容や、デモンストレーションの分からなかった内容は講師の方にもう一度詳細に聞いて教えてもらえます。
↑ファシリテーターと一緒に触ることで実際の触診の感覚を共有しています。
↑実際に臨床で行う触診から筋への治療方法について話し合っています。
今年度の研修も3回目ということで参加している方とのディスカッションの量も増えてきており、活気のある研修会になってきていると感じています。
以上、2019年度第3回卒業生研修会の内容について報告させていただきました。
講師の川合さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
次回は
8月6日(火曜日)の19:30より聖隷クリストファー大学3号館にて
「股関節の外転制限に関わる筋の触診」
を7期生川合弘基さんに講義をしていただく予定です。
次回の参加もお待ちしております。
最後までご覧いただきありがとうございました。