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2018年10月 2日 (火)

【No.380】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修報告 vol.4

こんにちは。理学療法学科9期生の池田圭介です。

9月26日に行いました卒後研修会の報告をさせていただきます。

今回は「触診の方法論」というテーマで、本学の金原一宏先生に講義と実技指導をしていただきました。

まず講義では、初めに触診を行うコツとして、「自分自身の手をどのように使っていくべきか」についてお話をしていただきました。

身体の組織を触り分けていく上で、「セラピストの手がセンサー」として感覚を研ぎ澄ましておくことが重要であることを再確認しました!

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次に触診の実際について、「触診をする上では皮膚、筋膜、筋、腱等の何に触れているかを明確にすることの重要性」を先生の臨床観も交えてお話していただきました。

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続いて、肩甲骨周囲筋の触診を行いました。

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体表に骨指標をマーキングしながらポイントについて説明してくださいました。

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ポイントとしては、姿勢が肩甲骨周囲筋にどのような影響を及ぼしているかについて、予測しながら触診を含めた評価や介入を行っていくことの重要性についても再確認できました。

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最後に参加者の方々にペアになっていただき、挙手するときの動きである上肢挙上運動の可動域向上を目標として、ディスカッションをしながら介入を行いました。

自分自身が先生に触っていただくことで、触診を行う際の感覚的な面についても再確認できました。

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今回の勉強会では参加者同士でディスカッションをする時間が多く、有意義な研修になりました!

この勉強会は1~3年目までの若手の方々を中心に開催しており、それぞれが日々の臨床で抱えている悩みを持ち寄ります。

今後も参加者同士での悩み・考えを共有し、少しでも解決できる場となることで、明日の臨床が待ち遠しくなるような会にしていきたいと思います!

今回、講師を引き受けてくださった金原先生に敬意を表し、感謝申し上げます。

ありがとうございました!

次回は

10月18日(木)19:30~21:00

聖隷クリストファー大学3期生の鈴木章紘さんによる「股関節の触診」をテーマに勉強会を行う予定です。

次回も多くの方の参加をスタッフ一同お待ちしております。