【No.322】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会 Vol.7
こんにちは。
理学療法学科7期生の高見亮哉です。
11月になり肌寒い日も増えてきました。早くもインフルエンザの感染者が出てきているみたいです…。ウイルスに負けないように気を引き締めていきましょう!!
第7回のテーマは「圧迫骨折」でした。講師は聖隷クリストファー大学教員の有薗信一先生です。
今回は触診の前に、理学療法学科8期生の梁川美月さんが圧迫骨折についての基礎知識を発表してくれました。
急性期での知識を生かしたレントゲン画像を使用しながらのプレゼンで、病態をイメージしてから触診に挑むことができました!
触診の目標は、腰椎のモビライゼーション!目標に向けて、まずは棘突起の触診を行いました。
触診をするときの触り方や立ち位置、患者さんの姿勢など...
痛みを抱えている患者さんと関わるためには、私たちが正しい知識や技術をつけなければいけないことを改めて感じました。
そして、お互いに棘突起の触診!
L5からTh1まで、丁寧に触診の練習を行いました。強く押すのではなく、やさしく触ること。指先の感覚を研ぎ澄ましながら、触診することができましたね。
棘突起を触ることができたら、実際にモビライゼーションの練習!
解剖学・運動学の知識をイメージしながら、椎体の回旋を誘導しました。「固定する手」と「動きを誘導する手」!
少しでもコツをつかんで、臨床に活かしていきたいと、参加者のみなさん積極的に学ぶことができました。
最後に仙腸関節のモビライゼーション!
関節を動かす感覚をデモンストレーションと個別指導をしていただき、一人ひとりが大変勉強になったと思います。
有薗先生をはじめ、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、勉強会に集まっていただきありがとうございました。
毎回20人前後のセラピストが参加してくれています。7回の勉強会が終わり、皆さんのおかげでいろいろな感覚を養っていくことができる触診の勉強会になってきています。
今後も、皆さんと一緒に臨床へ活かせるような勉強会を作っていき、何より楽しいと思える勉強会にしていきたいと思っております!
次回は
12月13日(水)19:30~21:00
聖隷クリストファー大学3期生の石井裕也さんによる
「肩関節」をテーマに勉強会を行う予定です!
今年度の勉強会も、残り3回です。今後も多くの参加者をスタッフ一同心よりお待ちしております。