【No.299】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.3
こんにちは。
理学療法学科7期生の高見亮哉です。
7月になり暑い日が続いておりますが、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
夏バテや体調不良に気を付けてこれからの暑い日を乗り切りましょう。
今回は7月12日に開催しました、2017年度第3回
聖隷クリストファー大学理学療法学科研修会の報告をさせていただきます。
3回目は
「膝関節障害―変形性膝関節症・人工膝関節置換術(TKA)―」
をテーマに教員の金原先生に講義をしていただき、触診技術を学びました。
膝関節の解剖学や運動学に加え、金原先生が
実際に関わった患者様の症例報告があり、
臨床に即した大変興味深いお話を聞くことができました。
今回の触診ポイントは膝関節周囲の靭帯と脂肪組織の触診でした。
下の写真は内側側副靭帯の触診のデモンストレーションです。
内側側副靭帯の触り方やクリープ現象を利用した伸張方法を
わかりやすく指導していただきました。
ペンを使って身体に印をつけながらの触診は
大学時代の授業を思い出しました!
2人組に分かれての触診の練習では、今回も鈴木章紘さん(3期生)、
石井裕也さん(3期生)、室谷健吾さん(4期生)、
川合弘基さん(7期生)、梁川美月さん(8期生)に
ファシリテーターとして参加していただきました。
軟部組織を触り分ける時の感触の違いなどで苦戦する様子も
見られましたが、参加者全員で話し合い、
悩みながら練習することで、とても有意義な時間となりました。
変形性膝関節症の患者様を治療する機会は多く、
明日の臨床に活きる触診技術を学ぶことができたのではないかと思います。
金原先生をはじめ、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、
勉強会に集まっていただきありがとうございました。
これからもお互いが学び合える勉強会の場となるように
盛り上げていきたいと思いますのでよろしくお願いします!
次回は、
8月9日(水)19:30~21:00
聖隷クリストファー大学4期生の石井裕也さんによる
「膝関節」
をテーマに講義を中心とした勉強会を行う予定です!
今後も多くの参加者をスタッフ一同心よりお待ちしております。