【No.291】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 vol.1
こんにちは。
理学療法学科7期生の髙見亮哉です。
新年度が始まり、早くも2ヶ月が経ちます。
みなさん、新しい環境にも慣れ、それぞれの目標に向かって
スタートしている頃かと思います。
今回は5月17日に開催しました、2017年度第1回聖隷クリストファー大学
理学療法学科研修会の報告をさせていただきます。
本研修会は、聖隷クリストファー大学の卒業生および、聖隷福祉事業団の
1-3年目のセラピストを対象にし、実際の症例提示を含めた
触診技術の向上を目的とした勉強会として活動をしております。
毎月1回開催を予定しており、初回は「大腿骨近位部骨折」をテーマとして、
教員の田中真希先生に講義を含めた触診技術をご指導いただきました。
今回田中先生の講義の中で「セラピストはなぜ触診をしなければいけないのか?」
「触診ができることが何につながるのか?」という疑問について考えました。
私たちは単純に筋肉を触るだけではなく、
「患者さんの何を治すために、どこの筋肉を触るのか」という
目的をしっかり考えることが大切であることを改めて
感じることができる講義で、大変勉強になりました。
今回の触診部位は、内転筋群とハムストリングスでした。
下の写真は薄筋の触診のデモンストレーションです。
ランドマークなど触診のポイントを細かく丁寧に教えていただきました。
デモンストレーション後は2人1組になって、触診の練習をしました。
ファシリテーターは、鈴木章紘さん(3期生)、石井裕也さん(3期生)、
川合弘基さん(7期生)、梁川美月さん(8期生)にお願いをし、
知識・技術を共有しながら、触診を進めることができました。
臨床の現場で触診をしながら、
「今触っている筋肉はなに筋なんだろう?」と疑問に思うことがあると思います。
そんな疑問が解決する勉強会にしていきたい!と思っております。
今回は4年目以上の先輩方や聖隷クリストファー大学の学部生も
参加していただきました。より多くの方に参加していただくことで、
ディスカッションも盛り上がり、新鮮な意見や疑問が生まれてくると感じました。
田中先生をはじめ、ファシリテーターの皆さん、参加者の皆さん、
お忙しい中、勉強会に集まっていただきありがとうございました。
これから1年間を通して、一緒に充実した勉強会にしていきましょう!
次回は、6月7日(水)19:30~21:00
聖隷クリストファー大学3108教室にて
教員の根地嶋先生による「足部障害」をテーマに触診を行う予定です!
今後も多くの参加者をスタッフ一同心よりお待ちしております。