« 【No.234】教員活動レポートNo.5 ~第5回日本呼吸ケア・リハビリテーション学会奨励賞を受賞いたしました~ | メイン | 【No.236】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 No.6 »

2016年10月26日 (水)

【No.235】教員活動レポートNo.6 ~第6回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会で発表してきました~

こんにちは,教員の田中です。

気温の変化が激しく,紅葉の便りが届く季節となりましたが,

いかがお過ごしでしょうか。

 

先週末,私の地元,富山で開催されました

第6回日本リハビリテーション栄養研究会学術集会に参加し,

ポスター発表をしてきました。

1

 

昨年に引き続き参加させていただき,

ポスター発表もさせていただきました。

年々規模が大きくなり,発展を続けている

研究会学術集会です。(ちなみに来年は仙台の予定)

 

2

今回は,矢部先生とご一緒させていただき,

矢部先生の後輩,名古屋共立病院の

塚本さんも発表されました。

3

4

『人工膝関節全置換術後における術部周囲の

腫脹と多価不飽和脂肪酸バランスとの関連』について,

2症例で比較検討した結果について発表しました。

 

リハビリテーション栄養は「臨床(実践)・研究・教育」の

3本柱を多職種で実施することが特徴です。

Nutrition support team:NSTは

多職種で結成されるteamであります。

また,医原性サルコペニア(医療としての禁食や

安静などにより筋萎縮が進み,筋力低下をきたす)を予防し,

最高のパフォーマンスを引き出すことが

リハ栄養研究会の目的(目標)です。

 

私は,臨床でNSTに参加させていただき,

「理学療法士としてできることは何か」

「NSTの一員としてできることは何か」を

問い続けながら活動していました。

栄養に関する知識や情報収集,

他職種との情報共有やリハ科内での情報共有など

様々な課題や役割について,理学療法士として

できることを考える,自分だからできることを考える

良い機会をいただけたと感じております。

 

日本静脈経腸栄養学会(JSPEN)、日本病態栄養学会、

日本栄養療法推進協議会などがNST認定施設、

NST専門療法士などの認定を実施しています。

NST専門療法士(私は未取得ですが…)

理栄養士さんはじめ,看護師さん,薬剤師さん,

臨床検査技師さん,作業療法士,言語聴覚士,

理学療法士など多職種が取得できる資格です。

「食べること」は人間の生命活動のひとつ。大事な活動です。

『いつまでも「食べること」を諦めず,

最期までその人らしく生きる!を支える理学療法士』も

理学療法士のアイデンティティのひとつとして

理学療法士協会の専門部門に

「栄養・嚥下理学療法部門」も立ち上がりました。

興味のある方は,ぜひ登録して,活躍の場を広げてみてください。

 

 

ここで,ちょこっと富山のご紹介。

 

さて,みなさんこれは何でしょうか?

5

①    図書館

②    美術館

③    体育館

 

富山城も浜松城と同様にライトアップされています。

6

何だか幻想的な雰囲気

 

富山環水公園もきれいにライトアップされています。

7

8

奥には「世界一美しいスタバがあります! 

↑↑↑↑ まだ一度も行ってません…

 

先ほどの回答は ① ② でした。

富山の新名所になるべく富山ガラス美術館キラリ。

その一部はオープンスペースの図書館になっています。

最後まで読んでくださりありがとうございました。