【No.218】第3回聖隷リハビリテーションセミナー報告
こんにちは!
理学療法学科7期生の佐久間俊輔です。
暑中お見舞い申し上げます。
皆様、夏休みのご予定は決まりましたか?
さて、今回は第3回聖隷リハビリテーションセミナーの報告をさせていただきます。
今回は、東京工科大学の菅原仁先生をお招きし,師弟関係にある本学の金原一宏先生とご一緒に
「頸部・肩周囲の触診編」をテーマにご講演ならびに実技指導をいただきました。
聖隷リハビリテーションセミナーは、聖隷クリストファー大学リハビリテーション学部理学療法学科主催で
年2回、卒後教育の一環として開催されているセミナーです。
卒業生の参加が大半を占めますが、医療専門職者を対象にしておりますので、理学療法士以外の方にもご参加いただけるセミナーです。
今回、卒業生の私佐久間と8期生の梁川で運営のお手伝いをさせていただきました。
と、前置きはさておき、
肝心の内容をご報告させていただきます!
午前の部は講義編
肩・頸部の機能解剖や生理メカニズム、また臨床経験から徒手での治療にかける想いを熱く語られました。
『触れるということは、触れるモノについての知識が必要。』
皮膚・筋・関節の構造を熟知しているからこそ、触れることができる・治療することができる・・・
そんな想いがひしひしと伝わってくるご講義でした。
午後の部は実技編
先生方は臨床を大切にされており、実技指導では触れたときの感触を『ヌルっと』や『バリバリ』、
『蟻のお尻の…』など独特の感性(?)で表現されるため、その感触を共有しようと、
『触れて確認してほしい~』
とあちこちから先生方を呼ぶ声が飛び交っていました。
臨床での疑問についても多く質問が挙がり、ディスカッションにも熱がこもっておられました。
参加者の皆さんの実技風景
真剣な表情で、己の手に全神経を集中させていました。
『筋肉硬くない??…筋間はここでいいのかな??』
『三角筋って、こんなに大きいんですね…。今まで細かく触れられていませんでした。』
『丁寧に触診するって大事ですね。』
と、様々な感想をいただくことができました。
また、触診されながら『痛い!痛い!!』とかなり痛がっている方がいらっしゃいましたが…
翌日大丈夫だったのでしょうか?(笑)
今回は多くの卒業生が参加し、
卒業生の職場の同僚や近隣の施設の理学療法士の方にもご参加いただきました。
また、他の専門職の方にもご参加いただき、新たな交流ができてとても貴重な時間を過ごせました。
当セミナーはこのように卒業生や医療専門職者の皆様のご協力があってこそ、実現できていると思います。
いつもありがとうございます。
最後なりますが、講師をお引き受けいただきました、菅原先生と金原先生には改めて敬意を表し、
心より感謝申し上げます。
ありがとうございました。
金原先生 と 菅原先生
スタッフ一同(8期生梁川、1期生野崎さん、4期生室谷さん、佐久間)で記念撮影
参加してくださった皆様、一日お疲れ様でした。
次回は、11月6日(日)『実践!呼吸・心臓リハビリテーション!』です。
多くの医療専門職者の参加をお待ちしております。
よろしくお願いいたします。