【No.216】2016年第1回高校生部活動応援プログラムを開催しました
皆さんこんにちは!
理学療法学科の坂本です。
7月16日(土)に第1回部活動応援プログラムを開催しました。
スポーツ障害に興味がある静岡・浜松市内の高校生が参加してくれました。
ありがとうございました。
はじめに、理学療法学科の矢倉学科長より開会のご挨拶がありました。
続いて、金原先生に理学療法士の魅力について語っていただきました。
そしていよいよ、メインテーマである
『マネージャー必見!ねん挫した選手にどう対応しますか?~自分でできるスポーツによるケガへの対処方法~』
について、根地嶋先生に実技を交え講義をしていただきました。
90分と短い時間でしたが、スポーツ現場で頻繁に起こる捻挫について、
① その原因
② 対処法
など正しい知識と処置の方法を学んでいただきました!
さて、皆さんは正しい知識のもと正しい方法で処置していますか?
捻挫は「靭帯」の障害です。
捻挫だからと甘く考えていると、あとで大きな障害に移行することもあります。
それを予防するために、「RICE処置」の方法を今度は実技で学びます。
アイスパックの作り方にもいろいろなポイントがあります!
うまく作れたかな~??
2年生の長澤仁志君と1年生の山下翔太君がサポートしてくれました。
知識がないと凍傷を起こす危険性も!!
的確な知識があると凍傷を防ぎ、適切な方法でアイシングができます。
↑捻挫後のElevation(拳上)処置です。
この写真の肢位は間違いです。根地嶋先生が重要なポイントを伝えています。
さて、どこが間違っているでしょうか? (回答は後ほど)
↑最後は根地嶋先生の素晴らしいテーピング技術の紹介です!! 巻き方が美しい!!
これからも、シリーズで高校生部活動応援プログラムを実施いたします。
第2回目は9月10日(土)14:00~16:00に開催します。
【テーマ】とことん柔軟性!かたいからだを柔らかくする方法
スポーツ障害を予防するためにも柔軟性は大切です。
どのようにからだを柔らかくするかお伝えします。
ぜひご参加下さい!!
それ以降の日程です。
第3回12月17日(土)14:00~16:00
【テーマ】あなたが貼ったそのテープには効果があるのか!理学療法士による医学的知見に基づいたテーピング
第4回2017年1月21日(土)14:00~16:00
【テーマ】スポーツドクターによる高校生のためのスポーツ医学
第5回3月25日(土)14:00~16:00
【テーマ】スポーツにケガはつきもの 慢性的な痛みとのつきあい方
お申し込みは↓こちらからどうぞ~
http://www.seirei.ac.jp/opencampus/high_r/index.php
皆様のご参加をお待ちしております!!
おっと、先ほどの回答は、“踵を台から外に出す”でした。
踵を硬い台の上に置くと、足関節の形態が崩れてしまい、捻挫をしやすい足関節になってしまいます。
RICE処置を行っているときから、次に捻挫が起こらないように“予防”を考えることは大切です。
(上図は Wikipediaより引用)
皆さん、正解できたでしょうか?
詳しく知りたい方は、ぜひ講座を体験しにきてくださいね。