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2016年7月11日 (月)

【No.212】International Physical Therapy Tutorial Class(IPTTC) 企画

Special Lecture Vol.2 “AmericaTherapist として”

 

みなさん、こんにちは! 理学療法学科 国際理学学ゼミ担当の坂本です。

 

毎日蒸し暑い日がつづいておりますが、いかがお過ごしでしょうか?

在学生の皆さん、定期試験まで残り1か月を切りました。

体調管理に気を付けて、これまでの学修の成果を思う存分だしきりましょう!

 

7月2日(土)に今年二人目の海外からゲストをお呼びし、特別講演を実施しました。

急なお誘いで、日程が合わず参加できなかった方もいらっしゃいましたが、

教員含め10名の参加者がいらっしゃいました。

 

アメリカ カリフォルニア州の作業療法士としてご活躍されている岡島勝氏をお呼びし、貴重なお話しを聞くことができました。

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たった90分の講義でしたが、いろんなことを学び、感じ、考えた貴重な価値のある時間だったようです。

 

今回この特別講演に参加したPT学科2年生の感想です↓。

 

岡島先生の講演をきいて

 

 本日の講演を聞いて、今後理学療法士として何らかの特色を出していく必要があると感じました。アメリカと日本の療法士の給与は約二倍近くアメリカの療法士のほうが高いです。これは療法士の数が急激に増加した日本で、療法士がそれほど必要とされなくなっているということを表しています。このような社会で理学療法士として生きていくためには知識や技術で特色を出していく必要があります。そのために日々の勉強はもちろんのこと、国際的な視点も持っていく必要があると感じました。今後もこのような講演に積極的に参加していきたいと思います。

12期生 澤井翔太

 

講義を受け、日本との文化の違いをまず一番に感じた。PT、OTになる方法や就職、立場など驚くことが多かった。

 私が初めて知ったことは、PTAというものだ。PTのサポート役であり、PTから指示を受け動き、PTよりも患者と多く接することができる、PTスクールに入るよりも少し簡単に入ることができる、経験を多く積むことができるなどの多くの利点がある。アメリカでPT・OTになるには、日本の4年生大学で必修の科目を取得、なおかつ成績がトップレベルで医者を目指すものと同じくらいの学力を持っていないとPT・OTスクールには入れない。PT・OTスクールに入るために何年も浪人するものがいると話をされていた。このことについて、日本よりも確実にアメリカの方がPT・OTになるのは困難である。そして、アメリカの方がレベルは高いと私は思った。日本では専門学校に通ってPT・OTになることもでき、アメリカに比べ容易にPT・OTになれる。近い未来にPT・OTの数は飽和状態になるとも言われている。アメリカではPT・OTになることが困難であるために飽和することは無いと話されていた。飽和状態になるなかで、どのように生き残っていくか、改めて考えさせられた。

 先にも述べた通り、アメリカでPT・OTになるのは困難であり、エリートがなれるものである。みな実力は、ほぼ均等であり大切にされる、信頼されるのは「コミュニケーション能力の高い者」と話されていた。私たちはモノを扱うのではなく、人を相手に行うのでコミュニケーション能力はとても大事だと改めて感じた。

 これらのように、多くのことを感じ、改めて考えさせられることを多く知ることができ、異文化を知ることができた。良い体験をすることができ人間的に成長できたと感じている。

12期生 坂下竣哉 

 

今回話を聞いて印象に残ったことは、アメリカではPTのほかにPTAと呼ばれるアシスタントがいてPTが考えたプログラムをPTAが患者さんに行っているということだ。

日本でPTの資格を得るためには学士課程を取っていれば国家試験を受けることができるが、アメリカでは博士号課程、必修実務時間を取得していないと国家試験を受けることができないと知り、やはりアメリカのほうがレベルが高く、進歩していると感じた。

しかし、PTAであれば博士号課程を取っていなくても受験できる事実を知り、日本のPTはアメリカで言うPTAの立ち位置であると感じた。

また、給料でも違いがあり、日本は月給みたいなところがあり、決まった給料をもらうことができるが、アメリカでは、自分が働いた分だけ給料をもらうという制度になっているということを聴いた。

私は、このことについて、実力や技術のあるPTが多く給料をもらえるかどうか質問したところ、実力や技術はどのPTもほぼ同じで、大切なことは患者受けがいいかどうかであると答えを頂いた。

私は、PTにとって必要なスキルは実力や技術よりもコミュニケーション能力であると改めて感じることができた。

このことからコミュニケーション能力を身につけ、患者さんの信頼を得ることができるようなPTになるために日々努力していき、機会があれば、日本以外にも視野を広げていきたいと感じた。

12期生 白木捷斗

 

澤井君、坂下君、白木君 素晴らしい感想をどうもありがとうございました!

講演後です。とても頼もしく見えます!

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岡島先生、貴重なご講演をどうもありがとうございました!

おかげさまで、先生の経験談やお言葉が、学生たちの心を動かしてくれました。

 

根地嶋先生、このような機会を作ってくださり、

また、ご準備などありがとうございました。

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みんなで記念撮影です!

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ちょっとふざけてみました~

 

吉本先生、武先生(卒業生)、森下先生(卒業生)、鈴木君(3年生)ご参加いただきありがとうございました。

 

国際理学療法学ゼミでは、今後も国際的な情報をいろいろ発信していきます。

ぜひご興味のある方は、ゼミ活動、イベント等にご参加ください!

 

最後まで読んでくださりありがとうございます。