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2014年11月25日 (火)

【No.126】卒業生の近況報告!

こんにちは、理学療法学専攻3期生の杉谷竜司です。
近況報告をさせて頂きます。

私は、大阪府にある近畿大学医学部附属病院に勤務しています。
当院のリハビリテーション部の人員構成は、PT15名、OT3名、ST3名で構成されています。大きく分けて、運動器班、脳神経班、心大血管班、呼吸器班の4グループがあります。
現在、呼吸器班に所属し、呼吸器内科、外科(周術期)依頼のリハビリを担当しています。
呼吸器内科では、肺炎、慢性閉塞性肺疾患や間質性肺炎の急性増悪、外科では、呼吸器外科、上部食道外科が主な対象疾患となります。

急性期病院でも、回復期病院のように治療手技を追及する事が大切ですが、疾患特性や医療機器、薬剤の知識など、リスク管理の知識が求められます。またPT1人の介入では対応できず、医師や看護師、管理栄養士、臨床工学士等の多職種と連携したチーム医療が重要となります。

Pt1人工呼吸器管理下にある患者様でもポータブル式(ピューリタンベネット560)に付け替え、医師や看護師と協力して積極的に離床を行います。

Pt2
包括的呼吸リハビリでの合同カンファレンス(医師、PT、OT、看護師、管理栄養士、薬剤師、在宅酸素業者等)
大学病院として、研究活動にも励んでおります。呼気ガス分析装置、光トポグラフィー、表面筋電図等、研究機器も充実しています。年に2-3回は学会発表をする事を自分へのノルマとして頑張っています。昨年度からは、大学院に進学し、大城先生の下で「COPD患者の認知機能」というテーマで研究活動を行っています。この経験を活かして、今後は論文作成にも積極的に取り組みたいです。

大阪に移って5年目になり、職場の先生方にも温かく見守られ、充実した日々を過ごしています。