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2013年11月15日 (金)

【No.083】サミュエルメリット大学との国際交流協定締結について

こんにちは。国際交流委員の前野です。

 

先週の11月4日、5日の両日、カリフォルニア州より、サミュエルメリット大学の訪問団が、来学されました。

 

リハビリテーション学部の交流行事にはOT学科長のHayner教授と、上級戦略企画部長のUlmanさんが参加されました。両日とも和やかに交流行事が進みました。

 

ランチもリハ学部の先生方とたくさん交流されていました。4日の夕食会では、聖隷クリストファー高校2年生の和太鼓の演奏にいたく感銘を受けられたようで、さかんにシャッターを切っておられました。

 

浜松市リハビリ病院の見学の際は、日本のリハビリテーション医療の実際について、熱心に質問をされていました。特にUlmanさんは、ご自身が市民ランナーでいらっしゃるので、スポーツリハビリテーションとアスレチックトレーニングのすみわけについて、熱心に質問をされていたのが印象的でした。

 

交流協定締結の後、最後にSMUの学長先生があいさつされたのですが、その際、日本人のおもてなしのこころにいたく感じ入られたようで、つぎのようにあいさつされました。

 

「今回来日にあたって、飛行機に乗るところから、まず日本のアテンダントの方にすごく丁寧に親切にしていただきました。ただ親切なだけでなく、おもてなしの心さえ感じさせていただきました。それから、日本の空港ターミナルビルの中では、ボーイさんがずっと私の車椅子を押して案内してくれました。・・・膝を痛めていてずっと車椅子だったのにもかかわらず、車いすを選ぶところからご親切に対応していただいた平野さん、締結を仕切っていただいた川野さん、そしてきょうお集まりの皆さん、親切におもてなしいただきありがとうございました。今度皆さんがサミュエルメリットにお越しの際は、同じようなおもてなしができるかどうか、わかりませんが、できるかぎりのことはいたしますので皆さんぜひサミュエルメリット大学に学びにそして研究にいらしてください。お待ちしています。」

 

例の「O・MO・TE・NA・SHI」のプレゼンが影響したのか、わかりませんが、日本のおもてなしの心は確実に世界へ広がっているのかもしれません。

我々も専門職として、日本人として培った「リハビリのこころ」を世界に広められる日が待ち遠しい、と志を新たにした国際交流の2日間でした。

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