小坂先生~自己紹介~
2021年10月1日という中途半端な時期からここ聖隷クリストファー大学で、老体ながらもSTの学生に授業をしております小坂美鶴と申します。
今年は言語発達障害評価演習と言語発達障害治療演習を受け持っております。
なんと、岡山県倉敷市から単身赴任で、現在何十年ぶりかの一人暮らしをしています。
聖隷クリストファー大学の学生さんは、真面目で素直な印象でしたが、いざとなると自分で考えて勉強を進めることができる素晴らしい素質の若者が多く、40数年の臨床経験のあるSTの先輩でもある私は未来につながる希望を持ちました。
STの仕事は学んだ知識と技術を実際に臨床の場で実践していかなければなりません。
対象は困っている人たちです。
学んだことを少しでも人に役立つ形で実現し、さらに科学的な裏付けを作るために臨床から学び、発展させていくことが私たちの仕事です。
聖隷クリストファー大学には考えることができる学生がたくさんいて、本当に嬉しく思いました。
私はと言うと、4階の研究室から遠くに小さく見える富士山に励まされながら、自らの研究を進めていきたいと毎日思っています。
今は言語発達障害の早期発見のために語彙の表現形式がどのように発達するかという研究をしています。
よい研究結果が出て、3歳児健康診査で簡便に使用でき、早期発見と早期介入のシステムができるといいなと思っています。
ご興味がある方は一緒に研究を進めていきませんか?
聖隷クリストファー大学で皆さんととともに張り切って質の高い教育・研究をしていきたいと思っています。
また、独居老人でもありますのでどうぞ見守っても頂きたく、よろしくお願いいたします。