FDA,9ヶ月で人工内耳を承認【海外言語聴覚ニュース】
FDAとは、アメリカ食品医薬品局(Food and Drug Administration)の略称で、食品などを取り締まるアメリカの政府機関で日本の厚生労働省に似た役割を持っています。FDAは、コクレア社の人工内耳手術年齢を12ヶ月から9ヶ月に引き下げることを承認しました。おしゃべりする前に耳が聞こえなくなってしまった幼児の場合は、早い時期に人口内耳の装用をすればするほど,言葉をより効果的に獲得する可能性が高くなるという研究が増えてきました。
FDAは1990年に2歳以上の子供に人工内耳を使用することを最初に承認し、2000年には最低年齢を12ヶ月に引き下げました。研究開発と技術的な改善により、適応年齢を9ヶ月に引き下げることが承認されました。もとの記事はこちら→https://leader.pubs.asha.org/do/10.1044/leader.NIB3.25062020.11/full/