失語症学Ⅱ 演習
失語症学Ⅱでは、失語症を伴う患者様を大学にお招きして失語症検査の対象者となっていただいております。
実際の患者様に対して日頃の授業の成果を試すことができる貴重な機会です。
まずは自己紹介です。
緊張が解れたところで、検査を実施します。
訓練室の外では、教員が見学中の学生に解説をしています。
マジックミラーから訓練室の中の様子を観察できます。
マジックミラーの前は見学の学生で混み合うので、観察室のモニター画面で訓練室の様子を観察する学生もいました。
失語症患者様をお招きして4日間演習を行いました。学生には、思い通りに検査が遂行できなかったり、
記録が充分できなかったりと、様々な問題が生じましたが、
臨床実習に向けて自分たちの問題点を知る良い機会になりました。
授業にご協力いただきました失語症患者様やご家族の方々には深謝いたします。
また、この演習には大学に隣接する聖隷三方原病院の言語聴覚士の先生方の多大なご協力をいただいております。
この紙面をお借りして深謝いたします。学生たちにはこの演習の経験を症例報告の形で発表してもらう予定です。
谷哲夫