失語症学Ⅱ(2年生)
2017年になり2週間が経過しました。
秋セメスターの授業も残り1週間となりました。
1月24日からは、秋セメスターの定期試験が始まります。
時が経つのがとても早いですね。
さて、本日は2年生の失語症学Ⅰという授業風景をお伝えします。
失語症とは、聴く、話す、読む、書く、計算する機能に障害が起き、
コミュニケーションに障害を来たすことをいいます。
授業では、失語症の歴史、原因、病巣、症状、タイプ、評価などについて勉強してきました。
今回は、6つのグループに分かれ、失語症の検査について事前に調べたことを発表していました。
一つ目は、標準失語症検査についてです。
『標準』ということばが付いていますが、どのような意味でしょうか。
これは、標準化されている検査であり、
誰が検査を行っても同じ結果がでるように実施方法が細かく決められています。
そのため、皆真剣に実施方法について確認していました。
次は標準失語症検査の補助検査です。
失語症と合併する発語失行や運動障害性構音障害、高次脳機能障害について調べる検査です。
患者さんへの教示の仕方、ヒントの出し方などについて説明していました。
具体的な実施方法について、モデルを提示していました。
2年生は講義、演習、グループワークなど忙しい日々を過ごしています。
定期試験まで残り1週間です。
体調には十分気をつけましょう。