1年生の講義風景 (聴覚系の構造・機能・病態)
秋セメスターが始まり、早3週間が経ちました。
少しずつ授業に慣れてきたでしょうか?
本日は1年生の講義風景を紹介します。
聴覚系の構造・機能・病態は、1年生が初めて学ぶ
「聞こえの仕組み」に関する専門基礎科目です。
本格的な講義に先立ち、周波数やdBといった、
音の聞こえに関する初期知識を身につけておいた方が、
聴器の解剖学的、生理学的内容についての理解が
容易に進むものと考え、まず、学生同士で聴力検査を体験しました。
検査者としてオージオメータに触れるのも、被験者として全ての
周波数の音を聞くことも、初めての経験です。
多くの学生が、周波数毎に音の高さが変化し聞こえ方が
異なることに驚いたことでしょう。体験を通じて、楽しみながら学習を開始し、
段階的に聴覚機能におけるより高度な理論的側面の学習段階へ順次、
発展していきたいと考えています。