卒業研究①(谷ゼミ)
言語聴覚学科の谷哲夫です。
去る、11月28日、29日に福井県南越前町で開催されました第29回言友会中部大会に参加しましたので報告します。
言友会とは、吃音(どもり)を持った人たちの自助団体です。
全国各地に言友会があり、様々な活動をしています。
浜松にも「浜松言友会」が活動しています。
今回参加したのは、福井言友会が主催し主に中部地方の多くの言友会の方々が参加する大会でした。
吃音をテーマに卒業論文の準備をしている本学の学生3名も参加させていただきました。
発表前。私が写真を撮ろうとしているのにも気づかないくらい真剣に発表原稿に目を通しています。が、ひとり外を眺めていますね。余裕です!
学生たちは各地の言友会の方々を前に、研究計画を発表し研究への協力をお願いしました。
まずは、Wさんの発表です。堂々と発表できました。ちょっと遠目ですみません。
次はAさんとMさんの発表です。二人は共同研究ですので一緒に発表です。
発表後には多くの方々から協力の申し出がありました。
学生たちの研究計画はまだまだ改善すべき点はありますが、温かく受け入れられたようでした。
夜には懇親会があり、学生に吃音者の立場から研究のアドバイスをしていただいたり、言友会活動の様子を話してくださるなど、交流を深めることができました。
学生たちにとっては直に吃音を持った方々と接することのできた貴重な時間となりました。
次回は、大原ゼミを紹介します。