夏のオープンキャンパス特集④
今回は、臨床活動を紹介します。
これは、「電気式人工喉頭」を使って話しているところです。
電気式人工喉頭は「でんきしきじんこうこうとう」と読みます。
病気等で声帯を失なうことになったら…。
声が出ません。口パクでもわからなくはありませんが、音声がないと確信が持てません。
この時点で社会で活動するときに必要なコミュニケーション能力を失うことになります。
こういう方々に、「電気」の振動を利用して「人工」的な「喉頭(声帯)」を得て、コミュニケーションを再獲得します。
この練習も言語聴覚士の専門です。
病気になることは悲しいことですが、それでもしっかりと社会で活躍できるように支えていく職業がリハビリテーション関連職です。