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2014年7月10日 (木)

言語発達障害学Ⅰ(2年生)

お子さんにご協力いただきWISC-Ⅲ知能検査の記録演習を行いました。
今回検査は池田ゼミの3年生3名に協力してもらいました。
2年生は別室でモニターを通して記録を行いました。
3年生はお子さんが来るまではとても緊張していましたが本番は練習通りスムーズに検査を行うことができました。

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1ヶ月前に検査手続きをチェックしてくださいと言われ確認したときと比べると雲泥の差。
学生さんの成長した姿を見ることができるのは教員冥利に尽きます
これからも頑張りましょう。
2年生は今回は別室での記録演習でしたが、「子どもさんがとても緊張しているのがモニターをみてとても伝わってきました」という感想もあり、検査者の疑似体験ができたようです。

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臨床実習では学生さんが検査、訓練を担当することは多くはなく、実習指導者(言語聴覚士)の検査、訓練場面の見学を通して学ぶことが多いです。
観察からより多くのことを学ぶスキルが重要となりますが、2年生の演習後に提出されたレポートには授業で話したことを踏まえた学び、新たな気づきなど小児臨床においてとても重要なことがたくさん書かれていました。これからの2年生の成長が楽しみです。

先生がただでさえ不安である子どもを目の前にしてもたもた検査をしていたらさらに不安になってしまうとおしゃっていたことは本当だと思った。

・何問間違えたら問題番号○番に戻るなど細かいマニュアルの部分まで先輩方が覚えていて、マニュアルの内容を覚える重要さがわかった。

どの先輩もはきはきとした口調でかつ優しげな感じで指示をしていて、子どもさんの緊張を和らげようとする工夫が見られた。

子どもの負担を少なくするためには言語聴覚士の素早さが要求されると思った。
・先輩たちのように記録を取りながら子どもの様子も確認して、次の検査項目の流れを頭の中で確認するというのを同時処理で行うのは練習あるのみだと思ったのでたくさん練習しようと思った。

・子どもが手の届きやすい位置にカードを移動させたり、気配りや工夫もできていて、今後私たちが検査を実施する際のお手本になるような手続きだったと思った。

・私だったら焦ってしまうだろうと感じる場面が何度かあったが、先輩方はそうしたことを態度に表さず冷静に対応していた。