2015年2月17日 (火)

はや2月も半ばを過ぎ、寒さが一層厳しくなり。。。その③

前回は4年生の就職、卒業研究について取り上げました。
今回は、残る国家試験についてです。

社会福祉士の国家試験合格率は、全国平均30%程度と、
国家資格としては厳しい合格水準となっています。

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基本的には学生の主体的な学習への取り組みが
大切になることは言うまでもありません。

しかし、長期戦となる取り組みであるため、
なかなかモチベーションを保ち続けることが難しい。
そんな学生の声をきくこともしばしばあります。

そこで、今年は、国家試験対策委員の先生方が努力くださり、
模擬試験を受験した後に、学生は必ず、採点結果を自分で分析し、
ゼミの教員もそれを確認し、学生たちを励ます。
そんなシステムをつくってくれました。

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学生、教員双方の努力が実りますように。
少しドキドキしながら、3月の合格発表を待ちたいと思います。

社会福祉学科 福田

2015年2月16日 (月)

はや2月も半ばを過ぎ、寒さが一層厳しくなり。。。その②

4年生にとって、この秋セメスターは、就職、卒業研究、
国家試験と大きな試練となる機会の連続でした。

第一希望の就職先に決まった学生もいれば、そうでない学生もいます。
それでも、就職試験を受けるにあたって、努力してきたプロセスは、
決して無駄ではなかったはず。

一人ひとりの学生が、本当によく頑張りました。

卒業研究は、11月中旬に提出した後、全体で報告会を実施しました。

司会者を決めて、

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黒板を使って、聴き手に分かり易い説明を心がけてくれたり、

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聴き手からの質問に答えてくれたり。

そして、自分の発表が終わると、満面の笑顔です。

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私にゼミに所属する学生のテーマをいくつか紹介します。

・乳幼児期から成人期における高機能発達障害の支援システムのあり方
・共に育つということ
・援助する・される関係の向こう側にあるもの
・自己覚知を通して-完璧主義の私-

なかなか個性的なテーマに取り組んでくれました。
最後は時間との勝負となるため、指導する側も必死でした。

そして、いつものとおり、発表会が終了したら、打ち上げを実施!
楽しい時間を過ごしました。

明日からは卒業研究モードから国家試験モードへ切り替えて、
もうひと踏ん張りです。

社会福祉学科 福田

2015年2月13日 (金)

はや2月も半ばを過ぎ、寒さが一層厳しくなり。。。その①

昨年の7月以来のご無沙汰となりました。
緑濃い季節を通り過ぎ、

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夕日の美しい秋となり、

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大学のキャンパスは今、冬枯れの景色になっています。

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今日はとても良いお天気なのに、雪が舞っています。

大学は定期試験が終了し、教員も採点を終え、
今はちょっとだけホッと一息つける時期となっています。

これからしばらくの間は、撮りためてきた写真を載せながら、
昨夏から今までの行事や出来事を学年ごとに紹介します。

社会福祉学科 福田

2015年2月 4日 (水)

私の一冊・・・

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これからの「正義」の話をしよう
  いまを生き延びるための哲学
 マイケル・サンデル/著  鬼澤忍/訳
 早川書房:2011年/発行 

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「1人を殺せば5人が助かる。あなたはその1人を殺すべきか?」
正解のない究極の難問に挑み続ける、
ハーバード大学の超人気哲学講義〝JUSTICE″。

経済危機から大災害にいたるまで、現代を覆う苦難の根底には、
つねに「正義」をめぐる哲学の問題が潜んでいる。
サンデル教授の問いに取り組むことで見えてくる、
よりよい社会の姿とは? (本書裏表紙解説より)

はたして「正しい」とは何か、「善い」とはどういうことなのだろうか・・・
新鮮な思考が湧き上がってきます。

「普段はあまり考えないこと」を
「あえて考えてみる」ことにチャレンジできる一冊です。

                              社会福祉学科 川向

2015年1月15日 (木)

1月10日の静岡新聞「この人」に掲載されました

「子どもと家族・若者応援団表彰 内閣府特命担当大臣表彰」を受け、
1月10日の静岡新聞「この人」に掲載されました。

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こちらは取材時の様子です。

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引き続き、本学で社会福祉や精神保健福祉を学ぶ学生さん達と共に、
障害や病気があっても住みやすい地域づくりに取り組めたらと思っています。


社会福祉学科 大場

「子どもと家族・若者応援団表彰 内閣府特命担当大臣表彰」を市長に受賞の報告をしました

11月19日に、
「子どもと家族・若者応援団表彰 内閣府特命担当大臣表彰」を頂き、
市長に受賞の報告をしました。

詳細は、以下の浜松市のHPをご覧下さい。
http://www.city.hamamatsu.shizuoka.jp/sei-hokenc/tayori/news3.html


社会福祉学科 大場

2014年12月16日 (火)

ソーシャルワーク実習報告会 開催

本学では、社会福祉士受験資格取得のための「ソーシャルワーク実習」を、
社会福祉学科、こども教育福祉学科3年次生、臨床介護福祉学科4年次生を
対象に開講しています。

今年度も5~6月、8~9月に、
静岡県内の社会福祉施設・事業所37か所において
75名(うち社会福祉学科38名)の学生が
23日間(180時間)以上の実習を行ってきました。

ソーシャルワーク実習の巡回にお邪魔しました(5/28)
ソーシャルワーク実習もいよいよ最終日(9/25)

実習終了後は、実習体験を多面的に振り返り、
意味づけするための学習を約2か月半、丁寧に行います。

その成果を報告し合う「2014年度ソーシャルワーク実習報告会」が、
12月13日(土)、来年度実習に臨む2,3年次生、教員の参加を得る中で
開催されました。

報告は、高齢者(入所、通所)、障がい(知的・身体障がい、救護施設、障がい児)、
こども、地域包括支援センター、社会福祉協議会の領域・グループごとに行われ、
それぞれの実習体験と学びを皆で共有しました。

発表の仕方は、学びをパワーポイントにまとめたり、

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利用者さんとのかかわりをロールプレイで再現したりと、

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さまざまな工夫が凝らされていました。
人にどう伝えるのかも学習の重要なポイントです。

もちろん報告会の運営は学生主体でなされ、司会進行も学生が担いました。

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3,4年生の皆さん、報告会、お疲れさまでした。
次はいよいよ自己の学習成果をまとめ、
学習課題を明確化する、というステージに入ります。

社会福祉士としての基盤を作るため、もうひと頑張りしましょう。


社会福祉学科 佐藤

2014年12月 8日 (月)

4年次生による就職活動報告会

12月6日の土曜日、3年次生に対する就職支援行事の一環として、
4年次生による就職活動報告会を開催いたしました。

報告してくれたのは、社会福祉学科、臨床介護福祉学科、
こども教育福祉学所属の4年次生7名で、それぞれ、
大規模社会福祉法人の事務職・総合職・介護職、静岡県児童福祉職、
地域密着型法人の高齢者領域、知的障がい者領域、精神保健福祉領域の
内定者代表として登壇していただきました。

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4年次生の報告からは、いつからどういう形で就職活動を始めるのか、や、
自己分析・企業研究の必要性と方法、
関心のある法人・事業所・施設への見学やボランティアのすすめ、
エントリーシートへの取り組み方、就職センター・教員の活用の仕方や有効性、
面接への取り組み方、などなど、大変実践的で具体的な就活の「いろは」を
学ぶことができました。

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後半はブース方式の相談会となり、
3年次生は、4年次生からさらに詳しい話を聴いたり、
相談にのってもらったりすることができました。

3年次生の就職活動は例年と異なり、3月1日から本格的なスタートとなります。
私はどうなりたいのか、どうしたいのか、今からできることは何か、じっくり考え、
悔いのない就職活動を進めましょう。


社会福祉学科 佐藤

2014年12月 5日 (金)

社会福祉学科 Iさんが浜松市から表彰されました!

おめでたいニュース第2弾です。

本学社会福祉学科3年次生Iさんが、
平成26年度浜松市青少年善行賞を受賞しました。

受賞理由は、長きにわたり浜松市東部協働センターの
生涯学習ボランティアサークルに所属し、
地域の高齢者サロンや子育てサロン、
協働センターまつりのボランティアとして活躍したことです。

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活動を始めたのは中学1年のとき。
きっかけは「友達に誘われて」でしたが、
子どもからお年寄りまで、さまざまな人たちと関わることが楽しくて、
中学3年まで続けました。

高校時代は中断し、大学2年の時、「何かをはじめなきゃ」と思いたち再開。
再開してみるとその活動はまさに地域福祉の実践の場。
サロンで子供たちや高齢者と交流することで、
自分が地域の中で役立っていることを毎回実感するそうです。

表彰式は12月3日。
市長から表彰状と楯を贈呈され、
「握手したときは緊張した」とのこと(写真がなくて残念…)。

「特別ほめられるような活動をしているつもりはないですけれど、
うれしいし、自信にもなる」と笑顔。

最後は「4年次生になっても、就職しても、できる限り続けたい」との
決意も表明してくれました。

あらためて、Iさん、受賞おめでとうございます。
また活動で感じたこと、学んだこと、聞かせて下さいね。


社会福祉学科 佐藤

大場准教授が代表を務めるNPO法人が大臣表彰

2014年11月19日(水)、総理大臣官邸の大ホールにて
「子どもと家族・若者応援団表彰」が行われました。

本校社会福祉学科の大場義貴准教授が代表を務める
「特定非営利活動法人遠州精神保健福祉をすすめる市民の会」
(通称E-JAN)が表彰されました。
長年にわたる精神保健福祉活動が評価されました。

このE-JANでは、精神科利用当事者の方々が体験発表を行う
「じゃんだらにぃ」や、ボランティアの方の企画する「おたのしみサロン」や、
「WRAP(元気回復行動プラン)」のイベントなどを実施しています。

また、ひきこもり相談支援事業を行っている「こだま」、
地域若者サポートステーション事業(通称サポステ)や、
相談支援事業を行う「プラタナス」などの福祉事業も展開しています。
このような活動全体を評価いただいたのだと思います。

来年には、今回の受賞をみんなでお祝いする会も企画中です。
精神障がいをもつ当事者の方、ご家族、精神保健福祉関係の専門職、
ボランティア、そして本校学生等々、みんなでお祝いできればと考えています。

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賞状とレリーフを手に照れくさそうに笑う大場准教授。

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透明なレリーフ。みんなで触りすぎて指紋がついています。


社会福祉学科 佐々木