毎月1回、某障害者就労支援事業所さんが、「ワラビもち」や「クッキー」等の販売におみえになります。
障がいをお持ちの方が、地域で自立的な生活を送っていくための生活支援や就労支援を、社会福祉士や精神保健福祉士(ソーシャルワーカー)は行っています。
今回、私(教員)は、しおクッキーと、レモンケーキを購入しました。
その他、生キャラメルやパウンドケーキ等、品揃えが豊富で、「完売」だったそうです。
以下に、当日参加した、販売隊のメンバーさんからの感想をご紹介します。
「今年度、初めての販売に伺いました。
最初はお客さんが少なく、今日はそんなに売れないのかなぁとおもっていましたが、途中からどっと学生さんが来てくれて、バーゲンセールみたいに人が集まり、嬉しかったです。
商品も完売できました。
ありがとうございました。
次回は5月28日を予定しています。よろしくお願いします。」
販売は、毎月第4火曜日の11:30頃から行われます。
人気の高い商品は売り切れになってしまうこともありますので、お早めにお買い求め下さい。
(社会福祉学科 教員)
社会福祉学部と介護福祉専門学校合同の新入生セミナーが、入学式を終えた翌日4月5日に雄踏総合体育館で開催されました。
ぽかぽかの春の陽気で、大学からのバスでの移動も遠足気分で新鮮な体験でした。
ゲームをまじえての自己紹介から始まり、緊張の面持ちもしだいにほぐれていきます。
ゲームには2,3年生の先輩チーム、教員チームも参加します。
お昼のお弁当時には新入生どうしで仲間づくりが進んでいる様子でした。
午後の「しっぽ取りゲーム」の様子です。おしりに吊るした名札を取り合います。
さすが大人(教員)はきたない手を使います。
新入生セミナー伝統の「手話歌」が披露されて終了となりました。
とても楽しいひと時でしたが、週明けからは、いよいよ春学期の授業が始まります。
有意義な4年間を過ごすために、まずは、はやく大学生活に慣れてくれることを願います。
頑張りましょう。
(社会福祉学科 川向)
3月12日、卒業式を無事に終了することができました。
アクトシティー中ホールで挙行される卒業式の前に、学部ごとの証書授与式が行われました。
学科長から、一人一人に卒業証書の授与がありました。
社会福祉学科、そろっての記念撮影です。
学生たちは4月よりお世話になる就職先のご来賓から、数々の励ましの言葉を頂戴しました。
その後、卒業生たちの企画した謝恩会が開かれました。
社会福祉学部伝統の手話歌、ゲーム、教員による出し物など、とても素敵な会となりました。
この良き日のことを心に刻み、卒業生たちの今後の発展をお祈りしたいと思います。
(社会福祉学科 渡辺泰宏)
社会福祉学部~社会福祉学科を中心に~
卒業式ベストショット
聖隷クリストファー大学社会福祉学会の2019年度年次大会が、3月9日(土)に開催されました。
聖隷クリストファー大学社会福祉学会は、本学社会福祉学部が中心となって活動する学会で、毎年大会を開催し、学会誌を発行するなどの活動をしています。
午前中には「学会研究発表会」が行われました。
今回は、本学大学院研究科の学生が自分の研究のまとめたものや、卒業生が自身の仕事をふり返ってまとめたものなど、有意義な発表が多く見られました。
午後には、「外国人介護労働者の現状と展望」というテーマで、学会の中心となるシンポジウムが行われました。
今年度は、介護福祉学科の担当であり、外国人労働者受け入れの問題が問われる昨今に、このようなタイムリーなテーマとなりました。
EPA(経済連携協定 Economic Partnership Agreement)介護福祉士候補者の受け入れをしている、社会福祉法人千寿会「みさくぼの里」の施設長と、そこで働くベトナム人EPA介護福祉候補生をお招きし、お話を伺いました。
施設長やEPA介護福祉候補生からは、日本語や地域、人間関係等の苦労話とともに、一方でやりがいのある仕事であることが語られました。
EPA介護福祉候補生側の苦労や喜び、また、それを引き受ける施設側の対応などについて、様々学ぶことがありました。
今後、介護の現場に外国人労働者をどのように受け入れていくべきなのかについて、大きなヒントとなったと思います。
今年度も、大変意義のある大会となりました。
ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。
(社会福祉学科 渡辺泰宏)
3月15日、本年度の社会福祉士・精神保健福祉士国家試験の合否が公表されました。
社会福祉学科では次のような結果となりました。
新卒者合格率
社会福祉士 60.6%(33名受験・20名合格 全国平均合格率 53.7%)
精神保健福祉士 100%(14名受験・14名合格 全国平均合格率 77%)
社会福祉士については、新卒者30名以上が受験している東海地方の大学と比較したところ、社会福祉学科の合格率60.6%は、私学で1位でした。
精神保健福祉士については、10人以上受験している大学の中で新卒者についてはもちろん全国1位でありますが、既卒者を含めた合格率でも94.4%(18名受験・17名合格)は全国6位、私学で1位でした。
本当に皆よく頑張りました。心から「お疲れ様」と言いたいです。
国家資格を持っていることがすなわち「良いソーシャルワーカー」とは限らず、良いソーシャルワーカーになるためには就労後もたゆまぬ学習、研鑽、経験が必要ですが、自信をもってそのスタートラインに立てる、という意味では非常に重要です。
まずは合格した皆さんが、胸を張って4月1日を迎えられることを喜びたいと思います。
そして、残念ながら一歩及ばずだった卒業生に対しては、来年度以降も学習支援の機会を用意していきたいと考えています。
NPO法人こころを訪ねたお話の続きです。
帰り際、代表者のSさんから素敵なカレンダーをご紹介いただきました。
題して「なないろ こころの栄養カレンダー」
「なないろの会」という「自分の精神疾患、精神障害の体験、経験を生かした活動をしていきたい」という思いをもつ仲間(ピア)の会の、あるメンバーさんがつくった短歌のすばらしさをみんなに伝えたい、そして共感してもらえたらいい、との思いから作られたもので、31日分の素敵なメッセージが、うつくしい絵と文字で表現されています。
「あなたにとっての生きがいを見つけ、癒しになるカレンダーを目指して作りました。
このカレンダーが皆さん一人ひとりに寄り添い、心がほっと潤うききっかけになればうれしいです」との願いも込めて作られたカレンダー。
私も毎日1枚めくり、味わっていきたいと思います。
(社会福祉学科 教員)
先日、島田市、牧之原市を中心とした地域で、精神障害者の方を主な対象に相談支援事業所、地域活動支援センター、就労支援事業などを展開する「NPO法人こころ」(http://www.hcc-kokoro.jp/)を訪ねました。
ここには歴代の卒業生が多数就職し、それぞれが精神保健福祉士の国家資格をもった精神科ソーシャルワーカー(PSW)として、活躍しています。
この日はたまたま2人の卒業生に出会うことができました。
一人はベテランのKさん。
もう一人はちょうど就職して1年になるOさん。
二人とも在学中よりも生き生きとしているように感じました。
今年も精神保健福祉実習でお世話になります。
先輩として、いろいろと教えていただけたら嬉しいな、と思いました。
(社会福祉学科 教員)
昨年(2018年)8月に「学内販売 学生ボランティア(2ぴーす)の活動紹介」をブログで行いました。
https://blg.seirei.ac.jp/ss/2018/08/post-90bb.html
商品の紹介をして欲しいというリクエストがありましたので、2品紹介します。
一品目は、「サクサク ひだまりパイ シナモン」
シナモンの絶妙な香りと、サクサクとした食感。
これは、大手コンビニで売り出しても売れるのではないかという感じ。
売れ切れごめんの「サクサク ひだまりパイ シナモン」是非 ご賞味あれ。
二品目は、「レアチーズケーキ」
生地のケーキの歯ごたえと、チーズの鼻に抜ける香りがこれまた絶妙な一品。
ひだまりのみちのお菓子やお弁当は、元大手ホテルのシェフが監修しているとのこと。
これからの就労支援事業所のあり方として、「食を通して地域に貢献していく」ということは重要なキーワードになるでしょうし、利用者さん達が社会での役割を感じたり、収入を得て自立していくことにもつながっていくと思います。
その一部を、学生ボランティア「2ぴーす」がお手伝いすることで、学ぶことも沢山あるのではないしょうか。
それにしても美味しいお菓子でした。
2月、3月はお休みで、次回の販売は4月だそうです。
(社会福祉学科 教員)
2月4日、卒業生の北澤さんから「今日の中日新聞朝刊に、入野地区社協ミニ福祉まつりでボッチャ大会が行われたことが掲載されている」と連絡がありました。
http://www.chunichi.co.jp/article/shizuoka/20190204/CK2019020402000018.html
このきっかけとなったのは昨年8月、浜松市と本学との連携事業として社会福祉学科 福田教授と2年生の学生が、北澤さんの協力を得て入野協働センターで開催した「東京パラリンピックに向けて~“ボッチャ”を知ろう!」という住民向けの講座でした。
そのひと月後、たまたま入野地区社協を訪ねた折り、その講座に参加されていた役員の方から「大変楽しかったし、勉強になった」とのお言葉をいただきました。
そして「2月に入野地区住民のふれあい、交流を目的にボッチャ大会を開催したいと思っているが、どなたかルールを教えてくれたり、用具を貸したりしてくれる人はいないか」とのご相談を受け、北澤さんをご紹介した、という次第です。
地区社協のブログでも紹介されました。
http://sahura.hamazo.tv/e8340749.html
来年にはいよいよ東京オリンピック、パラリンピックが開催されます。
今回のようなイベントをきっかけに、地域の中にボッチャなどのパラスポーツに興味・関心をもってくださる方が増え、同時に障がい当事者の思いについても理解が広がれば本当にうれしいことだな、と思います。