聖隷クリストファー大学社会福祉学会 第13回 年次大会の開催
聖隷クリストファー大学社会福祉学会の2019年度年次大会が、3月9日(土)に開催されました。
聖隷クリストファー大学社会福祉学会は、本学社会福祉学部が中心となって活動する学会で、毎年大会を開催し、学会誌を発行するなどの活動をしています。
午前中には「学会研究発表会」が行われました。
今回は、本学大学院研究科の学生が自分の研究のまとめたものや、卒業生が自身の仕事をふり返ってまとめたものなど、有意義な発表が多く見られました。
午後には、「外国人介護労働者の現状と展望」というテーマで、学会の中心となるシンポジウムが行われました。
今年度は、介護福祉学科の担当であり、外国人労働者受け入れの問題が問われる昨今に、このようなタイムリーなテーマとなりました。
EPA(経済連携協定 Economic Partnership Agreement)介護福祉士候補者の受け入れをしている、社会福祉法人千寿会「みさくぼの里」の施設長と、そこで働くベトナム人EPA介護福祉候補生をお招きし、お話を伺いました。
施設長やEPA介護福祉候補生からは、日本語や地域、人間関係等の苦労話とともに、一方でやりがいのある仕事であることが語られました。
EPA介護福祉候補生側の苦労や喜び、また、それを引き受ける施設側の対応などについて、様々学ぶことがありました。
今後、介護の現場に外国人労働者をどのように受け入れていくべきなのかについて、大きなヒントとなったと思います。
今年度も、大変意義のある大会となりました。
ご協力くださったみなさま、本当にありがとうございました。
(社会福祉学科 渡辺泰宏)