さて、今回も「ソーシャルワーク演習Ⅶ」発表会の後半をお伝えします。
グループDは、在宅の高齢者及びその家族支援にかかわる物語でした。
親族間の意向のズレをどのように修正していくか。。。
ソーシャルワーカーの力量が試されるところです。
続いて、グループEは、親子ともに統合失調症を抱えながら
生活しているというストーリーでした。
専門職間での意見の対立があり。。。
それをソーシャルワーカーが調整していきます。
最後のグループFは、引きこもり事例でした。
まずは、事例の概要の説明からはじまり、
そして、ハローワークの職員と母親の面談が行われました。
こんな風にして、6グループの発表全てが終了しました。
皆さんもお気づきかもしれませんが、6グループ共に全く異なる事例を創作し、
それを通してソーシャルワーカーの強みについて、発表してくれました。
各グループが、今までの実習体験などをきちんと共有することができたからこそ、
このような多様な事例が創作されたのだと思いました。
また、現状の問題はすぐに解決はしません。解決には、地道な話し合い、
対話が必要であることを、全てのグループがロールプレイで示してくれたことは、
とても印象に残りました。
そんな学生の姿に刺激され、コメントする教員の口調にも熱がこもります。
ソーシャルワーク実習報告会から半年たち、この間に、実習、就職活動など、
社会の波にもまれる経験を積み重ねてきたことが、「大きな成長」につながっている。
そんなことを感じさせてもらった発表会でした。
皆さん、お疲れさまでした。
おかげさまで教員もエンパワーされました。