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2014年9月

2014年9月29日 (月)

ご近所の施設の「ふれあい広場」

雲一つない秋晴れに恵まれた9月27日。

聖隷クリストファー大学のお隣にある、
障がいをもった方々の支援施設「聖隷厚生園」で
「ふれあい広場」が開催されました。

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模擬店では利用者の方々が作った五平餅や焼きそば、たこ焼きなどが配売されたり、
ステージでは和太鼓やフラダンス、絵画サークルの発表会があったりと、
文字通り障がいをもった方々とボランティアや地域の人々がふれあう、良い機会となりました。

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会場内をうろうろしていると、ボランティアで参加している在学生や、
見物に来た在学生に会いました。

また厚生園をはじめ聖隷福祉事業団で働く、多くの卒業生に呼び止められました。
その顔はどれも笑顔でいきいきとしており、今日のイベントを利用者さんと一緒に
心から楽しんでいる様子がうかがえました。

もちろん、こうしたイベントを成功させるためには、
企画段階からの周到な準備が必要であることはいうまでもありませんが、
それも社会福祉専門職の大切な仕事。

利用者さん、ボランティア、地域の人々とともに、
みんなでこの街が「誰もが安心して暮らせる福祉の街」になることをめざします。

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(卒業生の左からI さんとI くん。Iさん、ステージ企画の司会、お疲れさまでした)

2014年9月27日 (土)

差別のない街をつくるために ―浜松の条例づくりに向けて・野沢和弘さんを囲んでの勉強会―

9月21日(日)アクトシティ研修交流センターにて、
障害者差別解消を具体化する条例づくりに向けた勉強会が開催されました。

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主催は浜松インクルージョン研究会です。
現在は本学リハビリテーション学部の田島先生が中心に動いていらっしゃいます。

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当日は、この研究会を立ち上げた、元本学社会福祉学科の山本誠先生が
宝塚からかけつけて下さいました。

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障害者差別解消法の成立にともなって、各自治体で条例の設置が進んでいます。
浜松インクルージョン研究会でも障害を理由とする差別の解消のための、
障害者差別解消支援地域協議会の設置と条例づくりを目指しています。

今回の勉強会では、千葉県の条例設置にかかわられた、
元千葉県障害者差別をなくす研究会座長、
内閣府障害者制度改革推進会議差別禁止部会委員等を歴任されている、
毎日新聞論説委員の野沢和弘氏をお招きしました。

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静岡市や浜松市のCILのメンバーや障害者団体の方々、一般市民など、
多くの参加者を得て、条例設置には、様々な市民の理解を得ること、
そのための丁寧な活動の必要を学びました。

2014年9月25日 (木)

ソーシャルワーク実習もいよいよ最終日

5月から始まったソーシャルワーク実習・・・後半実施グループも
24日(水)が最終日となりました。

今回は、最終日を前に、浜北区の就労継続支援施設「はばたき」に
実習巡回におじゃましました。社会福祉学科の2名が実習中です。

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 「はばたき」は、浜松市社会福祉事業団が運営する
浜松市発達医療総合福祉センターに併設された就労支援の事業所です。

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2人は8月の前半から実習を開始し、
そのエネルギーの多くをソーシャルワーク実習にそそいだ夏でしたね。
ご苦労様でした。

2014年9月24日 (水)

専門職連携演習が終了しました。

9月16日(火)からの4日間、3学部合同の専門職連携演習が開催されました。

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社会福祉学科からは14名の参加がありました。
4年間の学びの総まとめとして、他学部学生とともに事例検討を行い、
専門職としての連携・協働の実際を体験的に学ぶ演習です。

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各自の役割やその必要性、重要性を自らのことばで語り、
他者との共有が求められます。

「社会福祉」の価値と倫理、機能を伝えることは簡単ではありません。
参加した学生はそれぞれに試行錯誤をしていたようです。

あと、半年もすると、それぞれの実践現場でソーシャルワーカーとして
活躍を期待されるのですね。

2014年9月18日 (木)

オープンキャンパスで施設見学

9月13日の社会福祉学部オープンキャンパスは、
周辺施設の見学がメインイベントでした。

聖隷クリストファー大学社会福祉学部の強みのひとつとして、
大学周辺に社会福祉施設が多い、ということがあげられます。

このことにより、社会福祉の学びに欠かせない「実習」を近隣でできるのはもちろん、
日常的に利用者さんとふれあい、「共に生きる」を実践することができます。
そしてそれが福祉専門職としてのマインドの基礎になります。

オープンキャンパスでは、参加者を4つのグループに分け、
グループごとで二か所の施設を見学しました。

見学先のひとつである、知的障がいのある方たちの施設「小羊学園 三方原スクエア」では、
施設長さんのお話を聞いた後、施設内を見学させていただきました。

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この施設の特徴は、「普通の暮らし」を実現するために、
生活する場と日中すごす場を分け、生活する場も「ユニット」という、
少人数がリビングとダイニングを共有し、
個室で暮らせるような工夫をしているところです。

それは、まるでお家で家族と暮らすような感じです。

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利用者の方々が「ふつうの生活環境で、ふつうの暮らしをすること」を目標に、
社会福祉専門職は長い時間をかけて知恵と工夫で取り組んできました。

それが垣間見える、三方原スクエアの見学でした。

2014年9月12日 (金)

合同相談会でスクールソーシャルワーカーの必要性を実感

先日、浜松市と静岡県の「合同相談会」が行われ、
浜松市のこども・若者支援アドバイザーとして
関係機関へあいさつのためにお邪魔いたしました。

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主な対象は、不登校などの経験により、
先の進路に不安を抱えるご本人や親御さんで、
市内の支援機関や相談機関が
合同で相談会を行うというものです。

義務教育を卒業してしまうと
支援が途切れてしまうことが切実な問題としてもあり、
皆さん真剣でした。

この分野でも、スクールソーシャルワーカーの活躍が期待されます。
2015年度予算案では、増員も予定されているようです。

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2014年9月10日 (水)

夏祭りのボランティア

精神保健福祉士の実習や就職でお世話になっております、
精神科クリニックさんの夏祭りを、学生さん達と一緒に
ボランティアとしてお手伝いしてきました。

かき氷や、輪投げ、射的、とうもろこし、ヨーヨー釣り等々
沢山お店が出ておりとてもにぎやかでした。
地域に開放されたお祭りを始めて今年で22年、
地道に参加者は増え続けているそうです。

浜松を代表して「家康くん」も参加し、ステージを盛り上げていました。

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スタッフと家康くん

学生さん達も、学科を越えて参加してくれました。

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それぞれに、夏の楽しい思い出が出来たのではないでしょうか。