【No.574】1年生レポート No.7 2021 ~地域実践アクティブラーニングⅠ・小学生対象講座@佐久間小学校~
皆さん、こんにちは。
理学療法学科1年の辻村です。
秋セメスターから地域実践アクティブラーニングⅠという授業が始まり、浜松市との連携事業である小学生を対象とした講座を行うため、11月10日に佐久間小学校に行ってきました。
私たちは、小学生の走力向上を目的とし、自分たちで企画を考え、試行錯誤しながら完成させることができました。
講座内容を紹介します。
まず初めに動的ストレッチを行いました。
動的ストレッチとは、体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて柔軟性を高めるストレッチです。
心拍数や体温を上げることができるため、運動前に適したストレッチとなっています。
次に、50m走のタイム測定を行いました。
トレーニング前とトレーニング後のタイムを比較するために、現時点での実力で走ってもらいました。
休憩をはさんだ後、姿勢確認を行いました。
姿勢確認では、「腕振り」 「姿勢」 「目線」という3つのポイントにしぼって指導をしました。
次に、コーディネーショントレーニングを行いました。
コーディネーショントレーニングは、「動きやすい身体をつくる」 「自分の身体を思い通りに動かせるようになる」ことを目的としています。
BODY or BALL、ラダーと短距離走を行いました。
コーディネーショントレーニングの後は、体幹トレーニングを行いました。
体幹トレーニングを行うことによって、体幹の筋肉が鍛えられ、左右にぶれることなく安定した走行をすることにつながります。
おなかに力を入れることを意識させながら、「片足閉眼立ち」 「体幹あっちむいてほい」を行いました。
休憩をはさんだ後、2回目の50m走のタイム測定を行いました。
1回目と比べて、全員がタイムを上げることはできませんでしたが、「腕振り」 「姿勢」 「目線」という3つのポイントを意識した走りをすることができました。
その後、講座の総まとめとして3つのポイントを意識しながら「鬼ごっこ」を行いました。
どのトレーニングでも小学生たちは意欲をもって楽しく参加してくれました。
覚えてもらった3つのポイントを今後の走りに生かしてもらえたら嬉しいです。
講座の企画、運営など活動をする中で、自分たち自身も走力向上のために何が必要なのかを学ぶことができました。
また、全員がそれぞれの役割を認識し、意見を出し合うことが、よりよいものを作り上げる成功の秘訣ではないかと考えました。
一人ひとりが成長することができ、本当によい機会になりました!