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2021年12月

2021年12月27日 (月)

【No.575】教員レポート No.11 2021 ~第13回聖隷リハビリテーションセミナーを開催します!~

皆さん

こんにちは,教員の高山です.

 

12月,皆さんはどのようなクリスマスを迎えていますでしょうか.

そして,新しい年はどのような年にしたいですか.

 

 

12月に開催しました第12回に続き,第13回聖隷リハビリテーションセミナーを2022年1月22日(土)に開催いたします.

大学院リハビリテーション科学研究科の講義の一環ですが,公開セミナーとなります.

 

今回は,長崎大学からペインリハビリテーション分野において,基礎研究と臨床研究を実践しておられる坂本淳哉先生を講師にお迎えいたします!

 

テーマは「運動器慢性疼痛に対するペインリハビリテーションの潮流」です.

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卒業生の皆さんやご興味・ご関心のある医療専門職の皆様にもご参加いただけるよう,対面とZoomでのハイブリッド開催です.

この機会に基礎研究と臨床研究の双方の観点から,リハビリテーションの可能性や最新の知見に触れていただければと思います.

 

★お申し込みはこちらからお願いいたします.

 

 

高山

2021年12月24日 (金)

【No.574】1年生レポート No.7 2021 ~地域実践アクティブラーニングⅠ・小学生対象講座@佐久間小学校~

皆さん、こんにちは。

理学療法学科1年の辻村です。

 

秋セメスターから地域実践アクティブラーニングⅠという授業が始まり、浜松市との連携事業である小学生を対象とした講座を行うため、11月10日に佐久間小学校に行ってきました。

 

私たちは、小学生の走力向上を目的とし、自分たちで企画を考え、試行錯誤しながら完成させることができました。

 

 

 

講座内容を紹介します。

 

まず初めに動的ストレッチを行いました。

動的ストレッチとは、体を動かして筋肉を刺激しながら関節の可動域を広げて柔軟性を高めるストレッチです。

心拍数や体温を上げることができるため、運動前に適したストレッチとなっています。

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次に、50m走のタイム測定を行いました。

トレーニング前とトレーニング後のタイムを比較するために、現時点での実力で走ってもらいました。

 

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休憩をはさんだ後、姿勢確認を行いました。

姿勢確認では、「腕振り」 「姿勢」 「目線」という3つのポイントにしぼって指導をしました。

 

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次に、コーディネーショントレーニングを行いました。

コーディネーショントレーニングは、「動きやすい身体をつくる」 「自分の身体を思い通りに動かせるようになる」ことを目的としています。

BODY or BALL、ラダーと短距離走を行いました。

 

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コーディネーショントレーニングの後は、体幹トレーニングを行いました。

体幹トレーニングを行うことによって、体幹の筋肉が鍛えられ、左右にぶれることなく安定した走行をすることにつながります。

おなかに力を入れることを意識させながら、「片足閉眼立ち」 「体幹あっちむいてほい」を行いました。

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休憩をはさんだ後、2回目の50m走のタイム測定を行いました。

1回目と比べて、全員がタイムを上げることはできませんでしたが、「腕振り」 「姿勢」 「目線」という3つのポイントを意識した走りをすることができました。

 

 

その後、講座の総まとめとして3つのポイントを意識しながら「鬼ごっこ」を行いました。

 

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どのトレーニングでも小学生たちは意欲をもって楽しく参加してくれました。

覚えてもらった3つのポイントを今後の走りに生かしてもらえたら嬉しいです。

 

 

講座の企画、運営など活動をする中で、自分たち自身も走力向上のために何が必要なのかを学ぶことができました。

また、全員がそれぞれの役割を認識し、意見を出し合うことが、よりよいものを作り上げる成功の秘訣ではないかと考えました。

一人ひとりが成長することができ、本当によい機会になりました!

2021年12月22日 (水)

【No.573】3年生レポート No.7 2021 ~理学療法研究の理論~

こんにちは、理学療法学科3年の原田です。

 

今回は、理学療法研究の理論について紹介します。

この授業では、主に卒業研究の方法について学んでいます。

 

初回の授業では、学科長である有薗信一先生に研究について、ご講義いただきました。

有薗先生は、「指摘されたことを否定するのではなく、一度受容してみる」というお話をしてくださり、否定から入るのではなく一度受け入れて、考え直すことによって、より良い研究内容になることやなぜ?と興味を持って探究することなど、研究との向き合い方について学ぶことができました。

 

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授業では、研究の結果の出し方や実際に各ゼミで仮の研究内容の資料を作成し、発表を行いました。

科目担当の金原先生からの発表内容に関する質疑に対しての回答を通して、研究の内容について深めていくことを行いました。

 

また、授業の一環として、4年生の卒業研究発表会に参加しました。

先輩方の発表の内容は、興味深いものが多く、先輩の発表する姿から多くのことを学ぶことができました。

卒業研究発表会というと、緊張のある会になると思っていたのですが、先輩方は、発表途中に聴講者に対して質問したり、実際に研究課題を目の前で実演しながら説明したりすることで、ただ聞くだけでなく全員参加しながら、楽しく発表を聞くことができました。

 

次は、私たち3年生が卒業研究を計画し、実践していきます。

4週間の実習で学んだことの中に臨床疑問がいくつかあったと思います。

その臨床疑問を研究に生かして、計画を立て、4年生のように素晴らしい研究や発表会を行えるように準備していけたらと思います。

2021年12月 3日 (金)

【No.572】1年生レポート No.6 2021 ~地域実践アクティブラーニングⅠ・高齢者対象講座@水窪文化会館~

皆さんこんにちは!

理学療法学科1年の坂本です。

私たちは11月10日に浜松市との連携事業として、水窪文化会館で高齢者の方を対象とした、健康寿命・認知症予防の講座を担当させていただきました。

 

 

 

「心も体も元気になろう!」をテーマとし、参加者の方々と一緒に楽しみながら講座を行うことができました。

 

 

それでは、講座内容について紹介していきます。

 

初めに、健康寿命と認知症についての講話を行いました。

健康寿命とは何なのかということや、健康寿命の延ばし方、フレイルやサルコペニアの予防法、認知症の原因、予防法などについて説明しました。

 

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次に家で行えるストレッチを紹介すると同時に、実際に行いました。

椅子に座った状態で

①足踏み運動

②腰のストレッチ運動

③胸開きストレッチ運動

④足の上げ下げ運動

⑤体幹を伸ばす運動

を行いました。

 

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その後、参加者の方々に楽しんでいただけるよう、交流を深めるきっかけとしてくじで引いたお題について話すということを行いました。

話をしながら交流することで雰囲気が明るくなり、わいわい楽しむことができました。

 

次に心身ともに元気になっていただくために風船バレーを行いました。

大盛り上がりで、参加者の方々の生き生きと楽しんでいる姿を見ることができ、安心しました。

 

最後に認知症対策のために紐上げを行いました。

脳と体を同時に動かすコグニサイズを用いて認知症の予防方法を知っていただけたように感じました。

 

初めて1年生の私たちで企画を考え、企画することや講座運営の難しさを知りました。

先生や先輩方からアドバイスをいただき、よりよい講座を開催できました。

 

今回の講座運営で学んだことを、授業等にも繋げていき、今後に生かしていきたいです。

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