【No.537】3年生レポート No.11 2020 ~地域理学療法学の実践:部活動応援プログラムの活動紹介~
皆さんこんにちは。
理学療法学科3年の森畑です。
いつもブログをご覧いただき、ありがとうございます。
3年生では、「地域理学療法学の実践」という授業があります。この科目は、今まで学習してきた専門知識から地域の介護予防や傷害予防などのプログラムを考え、実践するという授業です。
私たちの班は、部活動応援プログラムの引継ぎを行いました。
まず、部活動応援プログラムについて説明します。
聖隷クリストファー高校・浜松市立高校・浜松西高校・浜松南高校・磐田南高校の様々な部活動に合わせて、身体機能の測定を行い、測定によって分かったことを現場にフィードバックしています。
授業で学んだことを、実際に高校の部活動という現場で実践することが出来るため、とても勉強になります。
部活動応援プログラムに興味を持ってくださった方は、「聖隷クリストファー大学 ニュース」でどのような測定を行っているか紹介していますので、ぜひご覧ください。
去年はコロナ禍のため、部活動応援プログラムの活動をすることが出来ませんでした。
今年、部活動応援プログラムの活動を再開した時に、活動の質を維持できるように2年生に統括の仕方や測定の仕方を伝えました。
正確な測定は、一朝一夕でできるものではなく、何度も実際に測定することによって正しい測定方法を身につけることが出来ます。だからこそ、部活動応援プログラムの引継ぎは、今まで先輩たちが測定の際に工夫してきたことを直接伝えることが出来るため、すごく重要になります。
↑測定会を行う際には、統括から事前の説明を行い、測定の流れや方法を確認していました(2019年度)
引継ぎ当日、統轄の仕方は資料を用いて説明し、測定の仕方は見本を見せながら伝え、実際に参加した2年生に測定を行ってもらい、理解できているか確認しました。
測定は、体組成・筋力・可動域・パフォーマンスの項目に分かれて毎回同じ人がその項目を担当します。これは、測定を同一者が行うことで測定の基準を一定に保つためです。
今回は体組成・前腕周径・股関節内外旋・背筋力を行いました。自分たちが測定した時に、工夫したポイントや今まで先輩たちが教えてくださったことを2年生に伝えました。
この活動を通して、どのように説明するとより理解してもらえるのか、今まで先輩たちから教えていただいたことを後輩に伝えるということの大事さを実感しました。
理学療法学科では、部活動応援プログラムを再開した時のために準備しています。
新型コロナウイルスが終息し、また部活動応援プログラムが再開することを祈っています。
最後まで読んでいただきありがとうございました。