【No.429】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.4
こんにちは、理学療法学科9期生の池田圭介です。
聖隷クリストファー大学では卒後教育として、また卒業生の集まる機会として、卒業生による研修会を企画し、定期的に開催しております。
現在、本学卒業生および聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストの方々に参加いただいております。
今回は7期生の川合弘基さんに「股関節外転制限に関わる筋の触診」について講義と実技をしていただきました。
実技では股関節外転運動の可動域制限の要因となりやすい長内転筋、薄筋、大内転筋、短内転筋の触診を行いました。
はじめに外転制限に関わる筋の見つけ方として、股関節・膝関節肢位を変化させて鑑別する方法についてデモンストレーションを行っていただきました。
デモンストレーション後には実際に長内転筋、薄筋から触診を行っていきます。
各筋の走行を確認しながら進めていきます。
触診方法に対する疑問点があがれば実際に実技を行っていただき、参加者全員に共有していていきます。
大内転筋、短内転筋等の触診に自信が持てない筋については、実際に講師・アシスタントの方々と共に触診を行い、触れる感覚について共有をしていきます。
短内転筋については人によっては触れにくい筋でもあるため、特に触りやすい被験者として9期生の松井君を触診していただいています(笑)。
そして今回は根地嶋先生にも参加していただき、ご指導をいただけました。
今年度の研修は触診時間を多く確保しています。
参加者の方々が少しでも自信持ちながら筋の触診を行い、明日の臨床の気づきに繋がればと考えております。
講師の川合さん、お忙しい中参加してくださったみなさん、ありがとうございました。
次回は9月3日(火曜日)の19:30より聖隷クリストファー大学3号館にて「足関節の背屈制限に関わる筋の触診」の講義・実技を予定しています。次回の参加もお持ちしています。
最後までご覧いただきありがとうございました。