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2019年6月 4日 (火)

【No.420】教員レポート ~学科長よりご挨拶~

高いホスピタリティとリサーチマインドを備え,グローバルに活躍する理学療法士を育成します

こんにちは,4月から理学療法学科長を拝命いたしました有薗信一です.

私は2013年度に聖隷クリストファー大学に着任し,6年と数ヶ月ほど経ちます.専門領域は内部障害系理学療法で,呼吸器循環器のリハビリテーションや集中治療領域の理学療法の研究をしております.

当学科の紹介をします.現代の医学は絶えず進歩し,医療現場では最新医療が提供されるため,理学療法は発展し続ける必要があります.当学科には,最新のリハビリテーション医学を学ぶ環境が有り,急性期から慢性期までの呼吸器や循環器疾患に対する理学療法,疼痛管理に対して脳科学の視点からアプローチする理学療法,スポーツ現場での実践を踏まえた理学療法,データに基づいた転倒予防に対する理学療法などを教授陣による講義や演習で学びます.また,国際理学療法コースでは海外の医療機関での実習を取り入れ,修士課程博士課程の大学院まで連動した教育を提供できるのが当学科の特徴です.「理学療法士」は人工知能(AI)等による代替可能性が低い100種の職業の1つに挙げられています(オックスフォード大学らの研究).これは,状況に応じた多種多様な判断や対応と高いコミュニケーションを必要とされる職業だからです.患者さんの為に何か出来ることは?と探求することが理学療法士として重要な使命です.「生命の尊厳と隣人愛」に基づき,患者さんに厚い信頼を得られる理学療法士を育成します.

理学療法学科の1年生から4年生の191名を,高いホスピタリティとリサーチマインドを備え,グローバルに活躍する理学療法士に育成していきたいと思います.

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