【No.418】聖隷クリストファー大学理学療法学科卒業生研修会報告 Vol.1
こんにちは。理学療法学科9期生の池田圭介です。
2019年度の卒業生研修会の運営をしています。
5月16日に開催した第1回目の研修会の様子について報告させていただきます。
本研修会では聖隷クリストファー大学の卒業生および、聖隷福祉事業団の1~3年目のセラピストを対象に、技術・知識の向上を目的とした勉強会を開催しております。
第1回目は2018年度に本学を卒業された12期生を中心に多くの方々に参加していただきました。
今回は「膝関節伸展制限に関わる筋の触診」をテーマとして、本学7期生の澤田将宏さんに講義をしていただきました。
「膝が伸びない」ということは新人が悩む問題の1つだと思います。
臨床で膝関節伸展を獲得することの重要性を説明していただいた上で、「膝関節の理想な伸展」について変形性膝関節症患者と健常人を運動学的に比較しながら解説していただきました。
その後、触診の実技に移り、今回は大腿二頭筋、腓腹筋、腸脛靭帯を中心に触診を行いました。
実技の前に7期生で講師の澤田さん、ファシリテーターの川合さんによるデモンストレーションを行い、触診方法・ポイントについて説明していただきました。
実際に筋の収縮を確認しながら触診を開始しました。
苦戦したポイントについては、講師やファシリテーターと一緒に触診を行い、「どのような感覚が筋に触れている感じか」などの感覚的な面も含めて確認することができました。
研修会の時間ぎりぎりまで実技の確認を行いました。
今回の研修会を通して臨床の中でも触診を意識することに繋がればと思っています!
講師の澤田さんをはじめ、ファシリテーターの川合さん、参加者の皆さん、勉強会に集まっていただきありがとうございました。
今後も、皆さんと一緒に触診を中心に実技、ディスカッションを行い臨床へ活かせるような勉強会を楽しく作っていきたいと思います!
次回は
6月14日(金)19:30~21:00
「膝関節屈曲制限に関わる筋の触診」をテーマに勉強会を行う予定です。
次回も多くの方の参加をスタッフ一同お待ちしております。