2年生 社会福祉演習の一コマ
社会福祉学科では学科独自の「社会福祉演習」という科目を2年次の春セメに配置しています。
これはいわゆる「ゼミ」のことで、1年次の「基礎演習」と3年次秋からの「総合演習(卒業研究)」をつなぐ「研究系演習」として位置付けています。
2年生は、3人の教員ごとに12,3名のグループに分かれ、各教員のすすめ方で
①現代社会に生きるさまざまな人たちの暮らしについて、考えることができる
②社会福祉のさまざまな領域を知り、興味・関心を持つことができる
③図書館で文献資料の収集ができ、関心のある論文などを見つけ、要約することができる
④自分の興味・関心と社会福祉の領域を結びつけ、レポートをまとめ、発表することができるを目指します。
ちなみに佐藤のグループは、最初に「学生にとって社会福祉『学』とは何か」という論文を読み、まとめ、討論しました。
次に課題図書(新書)を7冊の候補の中から投票で2冊選定し、グループに分かれて担当を決め、発表、討論をしました。今年選定した図書は『孤独死のリアル』と『給食費未納 子供の貧困と食生活格差』でした。両グループとも内容を的確にまとめた上で適切な話し合いのテーマを設け、活発な議論を導いていました。
そして先週は、図書館で文献検索の方法を図書館事務センターの司書の方から学びました。
いよいよ今週からは各学生が関心のあるテーマで発表する「自由発表」が始まります。
学生たちがどのような福祉課題に関心を寄せ、どのような発表をしてくれるのか、楽しみです。