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2014年12月

2014年12月16日 (火)

ソーシャルワーク実習報告会 開催

本学では、社会福祉士受験資格取得のための「ソーシャルワーク実習」を、
社会福祉学科、こども教育福祉学科3年次生、臨床介護福祉学科4年次生を
対象に開講しています。

今年度も5~6月、8~9月に、
静岡県内の社会福祉施設・事業所37か所において
75名(うち社会福祉学科38名)の学生が
23日間(180時間)以上の実習を行ってきました。

ソーシャルワーク実習の巡回にお邪魔しました(5/28)
ソーシャルワーク実習もいよいよ最終日(9/25)

実習終了後は、実習体験を多面的に振り返り、
意味づけするための学習を約2か月半、丁寧に行います。

その成果を報告し合う「2014年度ソーシャルワーク実習報告会」が、
12月13日(土)、来年度実習に臨む2,3年次生、教員の参加を得る中で
開催されました。

報告は、高齢者(入所、通所)、障がい(知的・身体障がい、救護施設、障がい児)、
こども、地域包括支援センター、社会福祉協議会の領域・グループごとに行われ、
それぞれの実習体験と学びを皆で共有しました。

発表の仕方は、学びをパワーポイントにまとめたり、

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利用者さんとのかかわりをロールプレイで再現したりと、

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さまざまな工夫が凝らされていました。
人にどう伝えるのかも学習の重要なポイントです。

もちろん報告会の運営は学生主体でなされ、司会進行も学生が担いました。

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3,4年生の皆さん、報告会、お疲れさまでした。
次はいよいよ自己の学習成果をまとめ、
学習課題を明確化する、というステージに入ります。

社会福祉士としての基盤を作るため、もうひと頑張りしましょう。


社会福祉学科 佐藤

2014年12月 8日 (月)

4年次生による就職活動報告会

12月6日の土曜日、3年次生に対する就職支援行事の一環として、
4年次生による就職活動報告会を開催いたしました。

報告してくれたのは、社会福祉学科、臨床介護福祉学科、
こども教育福祉学所属の4年次生7名で、それぞれ、
大規模社会福祉法人の事務職・総合職・介護職、静岡県児童福祉職、
地域密着型法人の高齢者領域、知的障がい者領域、精神保健福祉領域の
内定者代表として登壇していただきました。

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4年次生の報告からは、いつからどういう形で就職活動を始めるのか、や、
自己分析・企業研究の必要性と方法、
関心のある法人・事業所・施設への見学やボランティアのすすめ、
エントリーシートへの取り組み方、就職センター・教員の活用の仕方や有効性、
面接への取り組み方、などなど、大変実践的で具体的な就活の「いろは」を
学ぶことができました。

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後半はブース方式の相談会となり、
3年次生は、4年次生からさらに詳しい話を聴いたり、
相談にのってもらったりすることができました。

3年次生の就職活動は例年と異なり、3月1日から本格的なスタートとなります。
私はどうなりたいのか、どうしたいのか、今からできることは何か、じっくり考え、
悔いのない就職活動を進めましょう。


社会福祉学科 佐藤

2014年12月 5日 (金)

社会福祉学科 Iさんが浜松市から表彰されました!

おめでたいニュース第2弾です。

本学社会福祉学科3年次生Iさんが、
平成26年度浜松市青少年善行賞を受賞しました。

受賞理由は、長きにわたり浜松市東部協働センターの
生涯学習ボランティアサークルに所属し、
地域の高齢者サロンや子育てサロン、
協働センターまつりのボランティアとして活躍したことです。

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活動を始めたのは中学1年のとき。
きっかけは「友達に誘われて」でしたが、
子どもからお年寄りまで、さまざまな人たちと関わることが楽しくて、
中学3年まで続けました。

高校時代は中断し、大学2年の時、「何かをはじめなきゃ」と思いたち再開。
再開してみるとその活動はまさに地域福祉の実践の場。
サロンで子供たちや高齢者と交流することで、
自分が地域の中で役立っていることを毎回実感するそうです。

表彰式は12月3日。
市長から表彰状と楯を贈呈され、
「握手したときは緊張した」とのこと(写真がなくて残念…)。

「特別ほめられるような活動をしているつもりはないですけれど、
うれしいし、自信にもなる」と笑顔。

最後は「4年次生になっても、就職しても、できる限り続けたい」との
決意も表明してくれました。

あらためて、Iさん、受賞おめでとうございます。
また活動で感じたこと、学んだこと、聞かせて下さいね。


社会福祉学科 佐藤

大場准教授が代表を務めるNPO法人が大臣表彰

2014年11月19日(水)、総理大臣官邸の大ホールにて
「子どもと家族・若者応援団表彰」が行われました。

本校社会福祉学科の大場義貴准教授が代表を務める
「特定非営利活動法人遠州精神保健福祉をすすめる市民の会」
(通称E-JAN)が表彰されました。
長年にわたる精神保健福祉活動が評価されました。

このE-JANでは、精神科利用当事者の方々が体験発表を行う
「じゃんだらにぃ」や、ボランティアの方の企画する「おたのしみサロン」や、
「WRAP(元気回復行動プラン)」のイベントなどを実施しています。

また、ひきこもり相談支援事業を行っている「こだま」、
地域若者サポートステーション事業(通称サポステ)や、
相談支援事業を行う「プラタナス」などの福祉事業も展開しています。
このような活動全体を評価いただいたのだと思います。

来年には、今回の受賞をみんなでお祝いする会も企画中です。
精神障がいをもつ当事者の方、ご家族、精神保健福祉関係の専門職、
ボランティア、そして本校学生等々、みんなでお祝いできればと考えています。

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賞状とレリーフを手に照れくさそうに笑う大場准教授。

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透明なレリーフ。みんなで触りすぎて指紋がついています。


社会福祉学科 佐々木