3年生の就職支援行事が本格的にスタートしています。
11月には、「卒業生による就職報告会」、さらに「4年生による就職活動報告会」を開催いたしました。そして12月には、社会福祉学科単独で「就職相談会」を開催しています。
社会福祉学科の「就職相談会」では、任意参加にもかかわらず7割強の学生が参加しました。地方公務員やソーシャルワーカー(MSW・PSW他)を志望するものなど、相談職や事務職を目指すものが多数を占めることが確認されています。
社会福祉学科では、実際に4年生のおよそ2割が公務員として内定を得るなど、学習内容とともに進路においても他学科との違いがあります。今後さらに、学科独自の就職支援行事を強化していきたいと考えています。
社会福祉学科 就職委員
本日、今年最後の模擬試験を実施しております(本校の模擬試験は合計6回設定 来年1月4日にも実施予定)。来月の国家試験に向けて、学生たちは日々頑張っています。9月末から1月の国家試験直前まで行われる国家試験対策講座を受講しながら自主勉強にも取り組んでいます。また、対策講座とは別の補講では、個別に面談しながら学習の進捗状況をみるチェックテストなども行っています。チェックテストをすると、日々学生の理解度が深まってくることを感じます。
学生によっては1日10時間以上勉強している人もいます。
ちなみに、昨年度の本校社会福祉士国家試験の合格率は57.9%(全国大学新卒平均47.0% 全受験者平均26.2%)です。精神保健福祉士は合格率100%(全国大学新卒平均74.1% 全受験者平均61.6%)でいずれも高い国家試験合格率となっております。この合格率は学生の日々の努力の賜物なのです。
本年度の学生にも先輩方に追いつき、追い越せるように頑張ってほしいと思っています。
年末年始、がんばれ!!
社会福祉学科 国試対策委員 佐々木
社会福祉学科では、近年ソーシャルワーカーの活躍が期待される分野を「5つのSW」として紹介するパンフレットを作成しました。
その5つとは
MSW(Medical Social Worker)・・・医療ソーシャルワーカー
SSW(School Social Worker)・・・ スクール・ソーシャルワーカー
PSW(Psychiatric Social Worker)・・・精神科ソーシャルワーカー
CSW(Community Social Worker)・・・コミュニティ・ソーシャルワーカー
LSW’(Legal Social Worker)・・・リーガル(司法、更生保護等)・ソーシャルワーカー
のことであり、実際に浜松市内(一部静岡県内)で活躍するソーシャルワーカーの方々へのインタビューをとおして、それぞれの仕事をめざしたきっかけ、仕事の内容、具体的な相談内容、やりがいなどを紹介しています。
このパンフレットをとおして、一人でも多くの方々に「ソーシャルワーカー」のこと、その活躍が期待される背景としての社会で起こっている社会福祉の問題などを知っていただければと願っています。
パンフレットをご希望の方は、入試広報センターまでお問い合わせ下さい。
社会福祉学科 佐藤
社会福祉学科4年次生の精神保健福祉養成課程(保健医療ソーシャルワークコース)では、5月・6月の実習を踏まえ、秋セメでは、演習Ⅱに取り組んでいます。
先日までは、統合失調症で20年間精神科病院に入院しているAさんの個別面接を
ロールプレイで行ってきました。
いざPSWの役割を演じようと思っても、言葉がでてこなかったり、逆にクライエントに
質問攻めになってしまったりと、練習(ロールプレイ)といえども、大変苦労しながら取り組みました。
その後、弟さんとの面接(ロールプレイ)を経て、今回は模擬家族支援会議を行いました。
登場人物は、Aさん、弟さん、叔母さんとPSWです。
20分の面談時間をどのように構成し、進めていくのか、何を目的にするのか、
この時間の到達点をどこに見据えるのか、Aさん、叔母さんそれぞれに思いがあり、
すり合わない面と親族として叔母さんが思いやる場面などあり、面接の難しさを肌で感じました。
ロールプレイの様子(Aさん、弟さん、叔母さんとの面接です。「かかわり」と「客観的な視点」を両立させるために、学生さんたちはフル回転で考えていました)
ロールプレイの様子(言葉にできないもどかしさも感じます)
就職すると実践の連続で、自分の面接を振り返ったり、確認したりする時間は学生時代ほど持てません。
演習という模擬的な場面で、十分話し合い考えることが、将来の礎になっていくのだと思います。
社会福祉学科 教員
11月5日(土)は、聖隷クリストファー大学の学園祭“聖灯祭”でした。
同じ日にホームカミングデイも行われるため、教員は朝から忙しく、
例年、“聖灯祭”のイベントをゆっくり鑑賞することはできないでいました。
ところが、今年はたまたまエレベーターで一緒になった社会福祉学科3年生から、
「ダンスサークルのステージ、見に来てください」と声をかけられたので、
ホームカミングデイの準備の合間を縫ってステージへと急ぎました。
するとどうでしょう、いつも教室で見る学生とはまるで別人の、
いきいきと躍動する姿がそこにありました。
とにかく「すばらしい!」の一言で、心を打たれました。
また、自分を表現する術をもっている学生たちを、少しうらやましくも思いました。
社会福祉学科 佐藤