2014年5月23日 (金)

教員の研究活動

少し前のことですが、「日本社会精神医学科」で「浜松市における司法領域と
精神保健領域の自殺対策地域連携プロジェクト(絆PJ)第2報」の発表をしてきました。

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会場は一ツ橋講堂(東京)でした

日本では年間3万人前後の方が自死で亡くなっており、絆PJは、
行政・NPO・大学の協同により、司法領域と精神保健領域の連携により、
多重債務などからの自殺(自死)の予防的介入を行う実験的プロジェクトです。

今回は、PJが、どのように発展してきたか三年間の取り組みを述べ、
平成24年8月に示された、自殺総合対策大綱-見直しのポイントの
推進体制等の中の「連携・協働するための仕組み」という側面から検討を行いました。

これらの取り組みは、「地域の実情に応じた効果的な取り組み」として評価され、
内閣府の報告書やや総務省の研修会からも、お声を掛けて頂いております。

このような社会実験的な研究を行い、精神保健福祉の新たな
社会的使命・役割を追及していきたいと思っています。

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発表が終わりホッとしました・学会発表は緊張しますが大きな学びを得る場所でもあります

2014年5月22日 (木)

はや連休も明け、5月の半ばとなり。。。4年生編

社会福祉学科の学生のうち、
精神保健福祉士の資格取得を目指す学生は
これから実習がはじまります。

就職が決まって、実習もない学生は。。。
そうです。国家試験の勉強です。

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苦手科目の復習から、少しずつです。頑張りましょう!!

2014年5月21日 (水)

はや連休も明け、5月の半ばとなり。。。3年生編

連休が明けると、3年次生は学生生活のヤマ場となる
「ソーシャルワーク実習」のために、実習先へ出かけて行きます。

社会福祉学科の学生は、1年次で4日間、2年次で10日間の資格外実習を
経験してから、この3年次のソーシャルワーク実習に取り組むことになります。

なかでも、2年次の「インターンシップⅠ」という実習は、
学生がソーシャルワーク実習を深める上で、とても重要な体験になっているようです。

ここで、昨年度に行われた「インターンシップⅠ」実習報告会の様子を紹介しておきます。

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2014年5月20日 (火)

はや連休も明け、5月の半ばとなり。。。2年生編

1年次とは異なり、2年次になると一気に専門科目の授業が増えてきます。
児童・家庭福祉論、高齢者福祉論、障害者福祉論、地域福祉論Ⅰ等々です。

私の授業も「専門家としての自分」を意識しながら、援助や支援のあり方について
考えていきます。そして、少し早いけれども国家試験なども意識しながら。。。

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2014年5月19日 (月)

はや連休も明け、5月の半ばとなり。。。1年生編 その②

今日は、今年度より初年次教育を強化する目的で開講されることになった、
「社会福祉特論Ⅰ」という授業の風景を紹介します。

社会福祉学科では、障がいがあったり高齢のために生活上不自由さを抱える
方々の支援だけでなく、「こどもや若者」にも焦点を当てた支援についても学んで
もらう必要性があると考え、本科目を開講しています。

今回は「若者の社会的自立・自殺」がテーマでした。
まずは、教科書などを使って、基本的な知識のレクチャーを受け、

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次の時間は、グループでディスカッション。

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そして、2週間の時間をおいた後、
自分たちが興味をもったトピックについて
グループで調べた内容を発表する。

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そんな形式で授業は進められていきます。
なかなか充実した内容でした。

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次回のテーマは、「不登校・ひきこもり」です。

2014年5月16日 (金)

はや連休も明け、5月の半ばとなり。。。1年生編 その①

3月末には満開だった桜並木の通りも、

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今はすっかり緑生い茂る通りへと変わりました。

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不安げに入学してきた1年生も、今ではすっかり仲良しとなり、
昼休みには中庭でバドミントンをして楽しんでいます。

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2014年4月30日 (水)

4年生向け 学内就職懇談会

4年生の就職活動は一部ですでに始まっていますが、
地域に密着した活動を行っている社会福祉法人、
医療法人社団等の採用試験はこれからが本番。

そこで、社会福祉学部では近隣の社会福祉法人、
医療法人社団、福祉系企業の方々をお招きして、
学内就職相談会を4月26日(土)に開催いたしました。

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まずは大教室に集まって、お集まりいただいたすべての法人、
企業の方から事業内容、採用方針の概略について説明を受けました。

その後会場を移して個別相談会です。

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学生は、関心のある領域の法人、企業のブースに行って、
直接お話を聞きます。

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いくつかの法人では、本学卒業生がリクルーターとして
後輩たちに説明してくれました。

学生たちも先輩相手だとリラックスして話が聞けるようです。
教員は、卒業生が誇りを持って立派に活躍している様子を垣間見、
ただただ感動します。

参加した4年生からは「これからやるべきことが見えた」とか、
「迷いが晴れて、目指す所がはっきりした」などの声が聞かれ、
就職活動を進める上で非常に有効な場となったようです。

ご協力くださった社会福祉法人、医療法人社団、企業の皆様、
本当にありがとうございました。

新入生セミナー


先週、新入生セミナーが本校体育館で行われました。
これは社会福祉学部の新入生である1年生を迎えて、
上級生がレクリエーションを企画するものです。

ゲーム形式の自己紹介や、走る籠をめがけて球を入れる玉入れや、
借り物リレーなどです。

工夫を凝らしたゲームにみんな大満足でした。

最後には2年生が練習に練習を重ねた「手話うた」が披露されました。
やさしく、流麗な動きに思わず息をのみました。

毎年企画されているこの企画、来年度は今年の1年生が担当して
いくことになります。

また来年が楽しみです。

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「社会福祉入門」第7回目を行いました


第7回目は、ソーシャルワーカーの役割と実際③(医療領域)として、
聖隷浜松病院 医療福祉相談室 医療福祉相談室長の内田美加さん(社会福祉士)
からお話を伺いました。

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メディカルソーシャルワーカーとして、自分たちの仕事を可視化し、
院内の各機関と連携を図っているとのこと。

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聖隷浜松病院は、「地域がん診療連携拠点病院」の指定を受けていて、 メディカルソーシャルワーカーとしても様々な相談を受けているとのこと。

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クライエントさん(患者さん)・ご家族との面談や、連絡調整で、
とても忙しい、MSW(メディカルソーシャルワーカー)の一日。
社会福祉士、精神保健福祉士になるためには、演習科目で、面接技術も身に付けます。

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東日本大震災の様な、大規模災害時のソーシャルワークからの学びとして、
人のつながりの大切さも教えて頂きました。
これは、将来東海地震が想定されている、私たちの地域とっても人事ではありません。

将来、MSW(メディカルソーシャルワーカー)を希望している学生さんも多く、
皆さん熱心に受講していました。

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「社会福祉入門」第6回目を行いました


少しお休みしていました「社会福祉入門」の授業の様子について、
お知らせします。

「社会福祉入門」は、春セメスター(前期)と秋セメスター(後期)
をまたいで今年度から社会福祉学科に開講された授業で、地域で活躍する、
福祉・医療・心理の専門職や司法関係者にお越し頂き、現場での実践と
連携について学ぶ科目です。

第6回目は、浜松市浜松手をつなぐ育成会の会員で、ご自身が自閉症の
お子さんを育てていらっしゃる、高橋さんからお話を伺いました。

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自閉症のお子さんの子育ては、とても大変で学生アルバイトを依頼したとのこと。
クリストファーの先輩たちも協力していたんですね。

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自閉症の特性とお子さんそれぞれの特徴を理解した上での支援が必要になります。

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浜松手をつなぐ育成会では「路上演劇」も行っているとのことで、
DVDで様子を教えて頂きました。
地域社会にも理解を広げていくことは、とても大切なことですね。

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ユニークな作品です。こだわりも見方を変えればアート。
世界的にも、アートブリュット(特別な訓練を受けていない人の芸術作品)
への注目が高まってきています

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