社会福祉入門の風景
社会福祉入門は、1年次生を対象に「ソーシャルワーカーの意義と役割」
「他職種の専門性と役割」を学びます。当事者、外部講師、他学部教員の講義を通して、
前半は、社会福祉の対象者の生活に関わる専門職の実践について、
後半は、ソーシャルワーカーが連携する他職種の実践について理解を目標としています。
この春から社会福祉の学びをはじめた一年次生にとっては、毎回の授業がとても新鮮です。
第4回の5月29日は、「知的障害者の理解と支援について―家族の立場から―」というテーマで、
浜松市浜松手をつなぐ育成会キャラバン隊の皆さんにご協力をいただきました。
知的障がいがある人の障がいの理解や、日常の中で接する際に配慮してもらいたいことなどを、
寸劇や絵本のDVDを交えて学ぶ機会になりました。
キャラバン隊のお母さんたちの迫真の演技です。
体験コーナーでは、4人の学生に登場してもらい、「漠然とした言葉」に対する理解の難しさを学びました。
90分の講義はとても分かりやすく、学生からは「自分にとってとても有意義な時間だった」
「これからも知的障がいのある人について知っていこうと思う」との感想が多く寄せられました。
社会福祉学科 川向