2年次生を振り返って
本日は、2年次生の授業を振り返ります。
今年度もっとも印象に残っているのは、外部講師によるソーシャルワーク実習指導Ⅰの授業です。
来年の実習に向けた事前学習プログラムの一環で、毎年、社会福祉現場で働く職員の方々をお招きし、講義いただいていました。
今年度は新たな試みとして、当事者のご家族をお招きすることにいたしました。
初回は、浜松市手をつなぐ育成会の啓発委員会による「浜松キャラバン隊」に授業をお願いしました。
「みんな違ってみんないい」を合言葉として活動をなさっているキャラバン隊の授業は、ロールプレイや紙芝居などがふんだんに使われ、楽しみながら障がいの理解が促進されていく内容でした。
私自身が大学の授業構成を考えるうえで、とても役立つヒントをたくさんいただけたと感じています。
もう一つ印象に残る授業は、毎年のこととはなりますが、「インターンシップⅠ」という実習科目です。
2か月半にわたって社会福祉現場とかかわり続けることで、これほどまでに学生たちは成長するものなのかと、現場がもつ教育力のすごさを、毎年1月に開催される実習報告会で痛感します。
「やりきった!」という充実感が学生の表情にも表れています。