10月21日(土)に社会福祉学科主催講演会「これからの社会で期待される5つのSWとは~実践から学ぶソーシャルワーカーという仕事~」を開催しました。
台風21号が迫るあいにくの天気の中、「これからの社会で期待される5つのSWと
は~実践から学ぶソーシャルワーカーという仕事~」を開催しました。
当日は、高校生、大学生、父兄、小中高校教員、実践現場のソーシャルワーカー、
地域の民生委員児童委員など、60名弱の方々にご参加いただきました。
現代の日本社会には、少子高齢化、一人暮らしの中高年の孤独死、育児不安や
こども虐待、いじめ、不登校、ひきこもり、子育て家庭の貧困等の諸課題が山積して
います。
こうした社会的課題に対して、「医療」、「福祉」、「地域」、「司法」、「教育」の
5つの領域で活躍するソーシャルワーカー(社会福祉士・精神保健福祉士)をお招き
し、支援の実際についてお話しいただきました。
それぞれの支援領域の実践を紹介いただき、なかでも司法領域のソーシャルワー
クの実際にふれる機会は多くはないことから、参加された方々からは「興味深い
話が聞けた」といった感想をたくさんいただきました。
また、高校生の子どもに誘われて参加されたという父兄もおり、「娘が興味を持
っているソーシャルワークという仕事が社会に期待されている理由が理解できた」
といった感想もいただきました。
社会福祉学科では、優れた社会福祉人材として学生を教育し輩出すべく、将来の
進路を検討される高校生、進路担当教員、大学生等、多くの方々に、さらにソー
シャルワークを知っていただけるような機会を今後も企画してまいります。
なお、当日お話いただいた「5つのソーシャルワーク」については、このあと本
ブログで随時紹介してまいります。よろしくお願いいたします。
社会福祉学科 川向