社会福祉法人七恵会 実践報告会
市内に介護福祉施設、居宅介護サービス、保育園などを展開する
社会福祉法人七恵会の実践報告会が2月5日(金)に開催されました。
これは、入職2年目の職員が、所属する部署、施設で課題を決め、
半年間取り組んだ結果を報告する、というもので、
今回は施設、部署ごとの予選の結果選ばれた
9名の介護職や保育士、管理栄養士のみなさんが、
研究実践の成果を報告されました。
この中に私のゼミの出身者が2人いる、ということでお招きをいただき、
拝聴してきました。
一人はF君。利用者の方への「ちょっと待っていて下さい」というような
ことばかけを「Speech Lock」、すなわちことばによる拘束とし、
利用者の思いを尊重した支援をいかに実現するか、に取り組みました。
会場からの質問に答えるF君
もう一人はM 君。ショートステイ利用の際の荷物預かりに関するご家族、
職員の負担をいかに減らし、ミスを防ぐか、に丁寧に取り組みました。
詳細は省きますが、いずれも、日常業務の中で利用者の尊厳の保持、
QOL向上など、福祉の価値・理念に基づく「?」を発見し、
それが「なぜ問題なのか」を掘り下げ、「問題がなぜ起こるのか」要因を分析し、
仮説を立て、改善のための取り組みを工夫して行う、というもので、
理論的で探索的なアプローチによるみごとな実践報告でした。
入職2年目なので、まずは現場に入り利用者の方々を
直接支援する仕事に携わっていますが、こうした経験を踏まえ、
いずれはソーシャルワーカーとして家族支援や、
施設・サービスのマネジメントの面で力を発揮してほしい、と思いました。
このような、新人が向上心をもって目的意識的な実践にチャレンジすることを、
先輩方も上司も理解し支える、というすばらしい職場環境を与えて下さって
いることに感謝の思いを強くした夜でした。
社会福祉学科 佐藤
社会福祉法人七恵会の実践報告会が2月5日(金)に開催されました。
これは、入職2年目の職員が、所属する部署、施設で課題を決め、
半年間取り組んだ結果を報告する、というもので、
今回は施設、部署ごとの予選の結果選ばれた
9名の介護職や保育士、管理栄養士のみなさんが、
研究実践の成果を報告されました。
この中に私のゼミの出身者が2人いる、ということでお招きをいただき、
拝聴してきました。
一人はF君。利用者の方への「ちょっと待っていて下さい」というような
ことばかけを「Speech Lock」、すなわちことばによる拘束とし、
利用者の思いを尊重した支援をいかに実現するか、に取り組みました。
会場からの質問に答えるF君
もう一人はM 君。ショートステイ利用の際の荷物預かりに関するご家族、
職員の負担をいかに減らし、ミスを防ぐか、に丁寧に取り組みました。
詳細は省きますが、いずれも、日常業務の中で利用者の尊厳の保持、
QOL向上など、福祉の価値・理念に基づく「?」を発見し、
それが「なぜ問題なのか」を掘り下げ、「問題がなぜ起こるのか」要因を分析し、
仮説を立て、改善のための取り組みを工夫して行う、というもので、
理論的で探索的なアプローチによるみごとな実践報告でした。
入職2年目なので、まずは現場に入り利用者の方々を
直接支援する仕事に携わっていますが、こうした経験を踏まえ、
いずれはソーシャルワーカーとして家族支援や、
施設・サービスのマネジメントの面で力を発揮してほしい、と思いました。
このような、新人が向上心をもって目的意識的な実践にチャレンジすることを、
先輩方も上司も理解し支える、というすばらしい職場環境を与えて下さって
いることに感謝の思いを強くした夜でした。
社会福祉学科 佐藤