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2016年2月16日 (火)

社会福祉法人七恵会 実践報告会

市内に介護福祉施設、居宅介護サービス、保育園などを展開する
社会福祉法人七恵会の実践報告会が2月5日(金)に開催されました。

これは、入職2年目の職員が、所属する部署、施設で課題を決め、
半年間取り組んだ結果を報告する、というもので、
今回は施設、部署ごとの予選の結果選ばれた
9名の介護職や保育士、管理栄養士のみなさんが、
研究実践の成果を報告されました。

この中に私のゼミの出身者が2人いる、ということでお招きをいただき、
拝聴してきました。

一人はF君。利用者の方への「ちょっと待っていて下さい」というような
ことばかけを「Speech Lock」、すなわちことばによる拘束とし、
利用者の思いを尊重した支援をいかに実現するか、に取り組みました。

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会場からの質問に答えるF君

もう一人はM 君。ショートステイ利用の際の荷物預かりに関するご家族、
職員の負担をいかに減らし、ミスを防ぐか、に丁寧に取り組みました。

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詳細は省きますが、いずれも、日常業務の中で利用者の尊厳の保持、
QOL向上など、福祉の価値・理念に基づく「?」を発見し、
それが「なぜ問題なのか」を掘り下げ、「問題がなぜ起こるのか」要因を分析し、
仮説を立て、改善のための取り組みを工夫して行う、というもので、
理論的で探索的なアプローチによるみごとな実践報告でした。

入職2年目なので、まずは現場に入り利用者の方々を
直接支援する仕事に携わっていますが、こうした経験を踏まえ、
いずれはソーシャルワーカーとして家族支援や、
施設・サービスのマネジメントの面で力を発揮してほしい、と思いました。

このような、新人が向上心をもって目的意識的な実践にチャレンジすることを、
先輩方も上司も理解し支える、というすばらしい職場環境を与えて下さって
いることに感謝の思いを強くした夜でした。


社会福祉学科 佐藤