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2015年11月

2015年11月30日 (月)

2年次生 インターンシップⅠで奮闘中

本学社会福祉学科独自の実習プログラム「インターンシップⅠ」として、
10月半ばから2年次生が近隣の通所施設で実習を行っています。

これは毎週木曜日の午後、10回にわたって高齢者、障がい者、
児童を対象とした施設を訪問し、プログラム活動に参加しながら
利用者・職員・学生同士の関係づくりやチームワークの基礎を学習したり、
利用者ニーズについて考察したりすることを目的としています。

ある木曜日の午後、高齢者デイサービスを二ヶ所所訪ねてみました。

一ヶ所目のHデイサービスセンターでは、静かな雰囲気の中、
フラワーアレンジメントを楽しんでいました。

実習生のTくん、Oさんも利用者さんの中に入り、笑顔で声をかけながら進めます。

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一方、デイサービスNでは、一人の利用者さんのお誕生日会の真っ最中。
実習生もお祝いの出し物を行いました。
一つ目は「ひょっとこ踊り」。

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これは実習生M君の出身地に伝わる郷土芸能で、
毎年踊っているというM君の踊りのうまいこと!!!

一緒に実習しているいつもクールなO君も、
かけあいでゆかいな踊りを披露しました。

また、かねてより職員さんからリクエストされていた皿回しも、みごと大成功。

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「参加型を意識した」(Mくん、Oくん談)という出し物で、利用者さん、
職員さん、ともに笑い声の絶えない、楽しくゆかいなひと時でした。

そして翌日・・・
「社会福祉演習Ⅱ」の授業で、前日の実習の振り返りを行います。
実習でのできことを報告し合い、さまざまな課題をみんなで一緒に考えます。

この日の大きなテーマは、デイサービスで楽しい時間を過ごしていただく、
笑顔でお家に帰っていただく、そのためのレクリエーションの進め方です。

来週Hデイサービスセンター、デイサービスセンターMでも実習生が
レクリエーションを担当することになっていたため、それぞれの計画を披露し、
お互いにアドバイスをしあいました。

ひょっとこ踊りを披露したばかりのMくん、Oくんからも
「レクを行う時はとにかく大きな声で盛り上げる」という極意を教わりました。

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こうした学びをとおして利用者さんのQOL(生活の質)向上に向けた
支援のあり方とか、そこでの職員の役割などについて、理解が深まることを願っています。


社会福祉学科 佐藤

2015年11月13日 (金)

ホームカミンデーでの勉強会

11月7日のホームカミングデーには、
本当にたくさんの卒業生にお越しいただきました。
午後の勉強会では、卒業生、学生、教員が入り混じって
理想の上司像を追求・・・・
言うは易く行うは難し、ですよね。

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                             社会福祉学科 村上

オープンキャンパス内ウエルカムイベント 新実行委員会始動

今年度のオープンキャンパスも、一息つきましたが、
早速来年度に向けての、新実行委員会が立ち上がり、
委嘱状授与式が行われました。

社会福祉学科からは、5名の学生さんたちが
名乗りをあげてくれました。
オープンキャンパスに参加した高校生からも、
大学生企画のウエルカムイベントはアンケートからも、
よい評価をいただいています。

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古川入試委員長より、委嘱状の授与

リーダーも決まり、次回から話し合いが行われます。
このメンバーで、まずは3月のオープンキャンパスに
向けて準備をしていきます。
委員の学生さんたちよろしくお願いします。
また、高校生のみなさん楽しみにしていて下さい。

                      社会福祉学科 大場

2015年11月 7日 (土)

授業紹介(精神保健ソーシャルワーク演習Ⅱ)

社会福祉学科4年生の精神保健福祉養成課程
(保健医療ソーシャルワークコース)では、
5月・6月の実習を踏まえ、
10月からの秋セメでは、演習Ⅱに取り組んでいます。

先日までは、統合失調症で20年間精神科病院に
入院しているAさんの個別面接をロールプレイで行ってきました。
いざPSWの役割を演じようと思っても、言葉がでてこなかったり、
逆にクライエントに質問攻めになってしまったりと、
練習(ロールプレイ)といえども、大変苦労しながら取り組みました。

その後、弟さんとの面接(ロールプレイ)を経て、
今回は模擬家族支援会議を行いました。
登場人物は、Aさん、弟さん、叔母さんとPSWです。
25分の面談時間をどのように構成し、進めていくのか、
何を目的にするのか、この時間の到達点をどこに見据えるのか、
Aさん、叔母さんそれぞれに思いがあり、
すり合わない面と親族として叔母さんが思いやる場面などあり、
面接の難しさを肌で感じました。

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写真 ① ロールプレイの様子(学生さんたちはフル回転で考えていました)

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写真 ② ロールプレイの様子(言葉にできないもどかしさも感じます)

就職してしまうと、実践の連続で、
自分の面談を振り返ったりする時間は
学生時代ほど持てません。
今、十分話し合い考えることが、
将来の礎になっていくのだと思います。
次回は、支援計画作りです。
どのように展開できるか楽しみです。
                                  社会福祉学科 大場