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2013年7月 3日 (水)

社会福祉入門④

今年度から、新設しました「社会福祉入門」の第四回目の外部講師による講義が行われました。

今回は、約30年前本学の前身である聖隷短期大学に看護学生として在籍し、不慮の事故により
頸椎を損傷し半身不随になってしまいました、山本さんのお話を伺いました。

講話の中で「身体が動かなくなったことよりも、看護師としての夢が叶わないと感じたことが
一番のショックだった」と喪失感の大きさが伝わりました。しかし、行政のソーシャルワーカー
さんが親身に乗ってくれたことで、自分の将来に目標ができたことや、運転の練習がうまく
いかず悩んでいた時に、病院のケースワーカーさんが「決めるのは山本さん自身でいいの
では」と応援してくれたことで、「希望」がわき、様々な困難を乗り越えて、いくことができたと
伺いました。

援助関係は、一方的に成り立つのではなく、相談者さんと援助者(社会福祉士・精神保健
福祉士)が、共に創り出していくものだということを学びました。

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事故の時の様子を詳しく教えて頂きました。


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学生さん達も真剣に聞いります。

また、車いすバスケットのボランティア活動の紹介もして頂きました(数名の学生さんは
既に活動を始めていました)。


*「社会福祉入門」は、11月まで続く連続講座です。この講座では、地域で様々な活動を
されているゲストスピーカーの方々のお話を伺います。