【14】精神保健領域担当、大場准教授の地域での活躍
6月11日の月曜日、NHKの朝のローカルニュースに本学社会福祉学科、大場准教授が登場しました。
内容は、浜松市の自殺対策における地域連携「絆プロジェクト」を紹介するもので、その推進会議の様子が映し出され、大場准教授がインタビューを受けていました。
このプロジェクトは、浜松市における自殺者減少を目的に、司法書士が経済的な問題をかかえる方の債務整理を担当する際に、精神保健福祉士が必要に応じてメンタルヘルスの課題、具体的には経済的な問題に関連して起こる生活上の困難や、医療面での課題についてサポートしようというものです。
大場准教授はこのプロジェクトの立ち上げから関わっており、現在、その推進責任者として活躍しています。
大場准教授はこのほかにも、地域の精神保健福祉をすすめる市民団体や、医療・保健・福祉の専門職、専門機関とのネットワークを構築し、メンタルヘルスの課題を抱えた方たちを支援するさまざまな活動に深くかかわっています。
現在精神保健福祉士として活躍する多くの卒業生は、こうした活動を続ける大場准教授を慕い、アドバイスを求めて研究室を訪ねてきます。
このように、社会福祉学科に所属する教員の多くが、地域の福祉向上のために福祉関係団体や行政と
関わり、地域に貢献しています。そしてその場は、専門職となった卒業生を支援することにもつながっていきます。
大場准教授を中心とする研究会が創刊した「保健福祉新聞・らしく浜松」
とそのことを紹介した新聞記事(2012年5月29日 毎日新聞掲載)
6月16日に開催される「じゃんだらにい(精神科利用当事者の世界観、
生きづらさ、思いを聞いて、語る会)」の案内